飛べなくなった蝶。ひらひら舞う蝶。

飛べなくなった蝶。ひらひら舞う蝶。

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駅のホームで、一羽のアゲハ蝶を見つけました。 蝶は地面に落ちていて、死にかけている様子でした。 時々羽根をふるわせるのだけれど、羽ばたくことは、もうできなさそう・・・ その様子を見て、以前の私だったら、 「死んじゃうんだ、かわいそう」 「せめて草花がある場所に移してあげれたらいいのにな」 と感じたかもしれなかったけれど、 しずかに、その蝶を見つめていると、 私のこころに、こんな風景が浮かんできました。 それは、 アゲハ蝶が、青空を舞う姿。 蛹から孵り、はじめて空へ飛び立った瞬間。 仲間と一緒に舞う、その優雅な羽根の動き。 風や花の香りを感じながら、空へ溶けていく様子。 もしかすると、 これは、この蝶がこれまで見てきた風景だったのかもしれません。 そのとき、 「訪れる死を悼む」とは別の”何か”が、 私の中で、しずかにひらいていくのを感じました。 そして、翌日。 家の近くを歩いていると、ふたたびアゲハ蝶を見つけました。 駅で出会ったのと、まったく同じ柄の、蝶。 ただ、その蝶は陽だまりの中、 草花の周りをひらひらと飛んでいました。 すると、なんだか、こんなふうに感じたんです。 駅で私のこころが見つめた、蝶が元気だったころの姿。 あるいは、 ”移行”した先で、元気に舞う蝶の姿。 それが、目の前の蝶に、 映し出されているのかもしれない。 駅で見つめた、ひとしずくの終わりは、 どこかでまた形を変えて・・・ ひっそりと、続いているのかもしれません。 今、この瞬間も。

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波動アートセラピスト/ クリスタルボウル奏者

Laduna Coco ラドゥーナココ
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