布ナプキンとの出会いは突然に

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布ナプキンを制作販売して6年。 委託先やイベントなどでご好評いただいているラボンリボンの代表作です。 布ナプとの出会いは突然でした。 元々ブルーデイが文字通りブルーで、酷かった私。 年末の多忙な時期の豪雪に見舞われ、車も出せない、人も歩けない・・・ 朝から晩まで雪をかいてもかいても降り積もる、そんな日にあの日が来てしまいました。 いつものようにサニタリーグッズがあると思い込んでいたのに、そんなときに限って「無い!」 とっさに思いついたのは、バスタオルを何重にも折り畳んで当てることでした。 雪かきをすればいずれ汗をかく、雪かきをしてるから、誰もそんなところは見ない 今がどうにかなれば雪が解けて買い物に行けるようになれば、こんな変な恰好をすることもない、 そう思ってその日一日を過ごしました。 普段の私は初日~3日目くらいまで必ず痛みとだるさがあり、いつも寝込んでいました。 しなければならない雪かきがあったのもありますが、 寝込むほど体がしんどくならず、むしろ温かいし、どんどん吸収していってくれるバスタオルに とても驚いていたのを覚えています。 2日目になっても雪の中は歩けず、買い物に行くことができませんでした。 けれど、その日の朝には私の心は決まっていました。 「これ、形にできないかな?」 見よう見まねで作った布ナプキン。 そしてその期間の終わりまでずっと自作のナプキンで過ごしていました。 ほんの小さなきっかけで出会った布のすばらしさ。 モニターさんに何度か試してもらい、長さ、素材、羽根の幅など 試作に試作を重ねて今のラボンリボンの布ナプキンが完成しました。 耳にしたことはあるけれど、試そうともしなかった布ナプキン。 見たことはあるけれど、使ってみようとしなかった布ナプキン。 それが、雪のお陰(?)で一気に形になったのです。

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親子の絆を育む布ナプキンと布小物

布ナプキン専門店ラボン・リボン
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