デジタルアートの価値を感じてもらうために『こだわり』をつくる。

デジタルアートの価値を感じてもらうために『こだわり』をつくる。

公開更新
僕が制作するデジタルアートは、グラフィックデザイナー時代に身につけた、画像編集ソフトのPhotoshopで作るアートなんですけど、デジタルアートを始めた当初は、修正も複製もしやすいということで作品の価値が低く見られていました。 数年前からオンラインショップで『ダウンロード販売』ができるようになって、安くて300円、高くても1,000円台で作品データを販売する人が増えたこともあるのかもしれません。 だけど僕は自分がつくるデジタルアートを。ダウンロードで簡単に手に入れるモノにはしたくなかったんです。 そこで自分なりに『こだわり』をもつことにしました。 その『こだわり』が、『世界で1点しか存在しないジークレー版画』にすること。もちろん、原画は僕のところに保管用として置いておく作品もありますが、その原画は販売する考えはないんです。 パソコンでつくるアートといっても、それなりに時間がかかるもので、構成を決めてイメージした作品に使う素材を集めるために、一眼レフで写真を撮りに行ったり。撮影した写真の一部を切り抜く作業、合成して馴染ませるために加工する作業をします。 1週間でできる作品もあれば、20日〜1ヶ月ほどかかる作品もあって、そこまで時間をかけたデジタルアートは、我が子のように可愛く、手放すのは寂しいものなんですね。 その理由から、とくに思い入れのあるデジタルアートの原画は自分の保管用にしています。 といっても、つくった作品の価値を身近に感じて欲しいという気持ちもあって、その理由から、原画の質感とほぼ同じで仕上げることができる『ジークレー版画を1点だけ』つくることにしました。 たまに芸術家支援企業から、 「あなたの作品は珍しいから量産しましょう」 と言ってもらえることもありますが、残念ながらお断りをさせていただいています。 デジタルアートの価値って、たくさんの人に購入されるから感じてもらえるものではなくて、作品そのものの価値を1人の方に感じてもらえることだと僕は考えています。 僕にとってデジタルアートとは、その時にしかつくれない手描きのアートと同じで、1点しか存在しない作品だと思っています。 Artryo Onlineshop リョウでした。

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