お正月に母方の実家へ
行く為、飛行機に乗った時のことです。前の座席から小さな頭がのぞき、これまた小さな紅葉のような手が座席上方をつかんだと思ったら、可愛いつぶらな瞳がこっちをじっと見つめています。うわぁ、コレはご挨拶せねば、と出来うる限り全面笑顔で見つめ返してみました。 見知らぬ五十ピー歳のおばちゃんの笑顔なんぞ間違えたら泣き出されてしまう、、、と一瞬緊張が走りましたが、次の瞬間、アチラもまた笑顔で応えてくれたのでした。 それから乗り継ぎの為の小一時間の短いフライトでなんて愉快に過ごしたことでしょう。 まだ喋ることもできないおチビちゃん。
それでもおばちゃんのリアクションに喉の奥でクックっとご機嫌に笑ってくれるとパァーっと幸せな気持ちになりました。
これが、最初の飛行機での事。
乗り継ぎの飛行機では前の座席におチビちゃんはいませんでしたが、飛行機内全体でまだ赤ちゃんのような人達がいっぱい。気圧の変化が辛いのか、あっちこっちで皆大泣き。阿鼻叫喚の保育園と化した飛行機内でしたが、少子化の日本にもこんなにチビっこがいるんだー、となんだか嬉しかったのでした。
おチビちゃん達に神様の祝福ありますように。
2025.1