やって来ました大寒波。　
ここ数年の暖冬続きで、雪を見ずに春になるんかい、と思いきやのドカ雪。北陸地方の我が家、もれなく雪かき生活に突入です。　もうねー、腰にくる、その後暫く動けない、久々使った筋肉が悲鳴をあげるのは何日後？てな感じでクッタリです。
でもね、、やっぱり綺麗です雪。
家や駐車場まわりをシャカリキに雪かきすると1時間もしないで体がポカポカします。そしたらね、しばらく鼻呼吸しながら(口で呼吸すると一気に冷え冷え)雪を見つめて立ちすくんでしまうのです。いや、50ピー歳の体がもう休憩、ていうのもあるんだけど、やっぱり綺麗で見惚れてる。
でもまぁ、そんな情緒的になるのも一分くらいが限度。さっっっぶぅーーーっと家の中へ駆け込み温かいインスタントコーヒーを啜って掻いたばかりのトコへ再び雪が積もってゆくのを眺めるのでした。

2025年2月

好きでキライで、やっぱり好き

実家に
帰った時、IKEAに行きました。滅多に行くことのできない大型家具店にもうウキウキです。　今回は、買うつもりのないモノを見るのが苦痛な人(夫アヒル)が一緒ではなく一人で心ゆくまで広大な店内探索。　IKEAのキャラクターである小さなクマ(？)のぬいぐるみを一つだけ買って大満足で実家に帰宅。　実家の母と共に生活している我が家の長女(社会人)に、たくさんあるクマの中から一匹を選ぶのが本当に大変だった、と何気に報告。すると返ってきた反応が、、アタシだったら器量良しじゃなくてブサイクちゃんを選ぶ！
そーだった。彼女は、人があまり関心を示さないモノやコトに心を寄せるんでした。　以前、フィギュアスケートの男子選手がフリルのブラウスから胸毛出してる衣装が面白くてツボだった、と話したら、そんなこと言ったら失礼だし選手が傷つくでしょ！！って大真面目に返されたことがあったわー。　まぁ一生その選手と会うことも無いんだけど。　でも、そんなふうに他に寄り添おうとする彼女が大好きです。

2025.3

IKEAのクマとフリルブラウス

五月ですよ。　
風薫る五月。こないだ桜の時期だったから桜餅を食べねば、と思ってたら柏餅の季節じゃんね。いや、ちゃんと食べましたけどね桜餅。で、次は土用の丑の日にウナギを食べるつもり満々な訳です。　えっと、つまり季節の変わり目を食べ物でしっかり感じたいんですね。
ふと振り返ると子アヒル達がちびっ子だった頃、五月といえばゴールデンウィークのイベント。別にそう大したことをするのではないのだけれど何かこう楽しく過ごさせてあげたいと、若い母親だったあひるんたは頑張ってた気がします。　そんな頃、一生懸命過ぎちゃって五月がこんなに快適で素晴らしい時期だなんて気付かなかったわー。
絶賛更年期(後ちょっとで終了と信じたい)の揺らぎの中、穏やかにちょっとだけ美味しいもの食べて季節を感じる。
ふわわわわー、なんて贅沢で感謝な事でしょう。

2025.5

風の薫りを嗅いでみる

物凄い雨が続いた石川県。
ここ二、三年で「線状降水帯」だなんて言葉を覚えてしまいました。　バケツをひっくり返した様な、という表現通りのここ数日の空模様。洗濯物が乾かないとかアレコレ困ってしまう訳ですが個人的に変化球の困り事だったのが、ローカル電車の運行停止でした。　夫アヒルの通勤の足です。で、どうなったかというと、小松から金沢まで送りましたですよ。車で。
叩きつける様な雨の中、恐る恐る往復二時間。いやいや、なかなかスリリングでございました。
ひょっとして帰宅もお迎え必要？と思ってたら、なんとその日は新幹線で帰ってきました。(チケット代は会社から出たそうです)  びっくりするのは、その速さ。ローカル電車や車なら一時間かかるところを、金沢.小松間たったの10分！
恐るべし、新幹線。

2025.8

雨の日に


お正月に母方の実家へ
行く為、飛行機に乗った時のことです。前の座席から小さな頭がのぞき、これまた小さな紅葉のような手が座席上方をつかんだと思ったら、可愛いつぶらな瞳がこっちをじっと見つめています。うわぁ、コレはご挨拶せねば、と出来うる限り全面笑顔で見つめ返してみました。　見知らぬ五十ピー歳のおばちゃんの笑顔なんぞ間違えたら泣き出されてしまう、、、と一瞬緊張が走りましたが、次の瞬間、アチラもまた笑顔で応えてくれたのでした。　それから乗り継ぎの為の小一時間の短いフライトでなんて愉快に過ごしたことでしょう。　まだ喋ることもできないおチビちゃん。
それでもおばちゃんのリアクションに喉の奥でクックっとご機嫌に笑ってくれるとパァーっと幸せな気持ちになりました。
これが、最初の飛行機での事。
乗り継ぎの飛行機では前の座席におチビちゃんはいませんでしたが、飛行機内全体でまだ赤ちゃんのような人達がいっぱい。気圧の変化が辛いのか、あっちこっちで皆大泣き。阿鼻叫喚の保育園と化した飛行機内でしたが、少子化の日本にもこんなにチビっこがいるんだー、となんだか嬉しかったのでした。
おチビちゃん達に神様の祝福ありますように。

2025.1

ヒコーキにて

日本語には
漢字の文化があり、外国の方が第二言語として習得しようとするなら高いハードルとして立ちはだかるようです。　一つの漢字でも、音読み訓読み果ては当て字と、日本人であっても「へ？」と思うことだってしばしばです。　妹は小学生の頃、「案の定」を「あんのてい」と自信満々に読み間違えてました。あれからはや40年以上の歳月が流れ、今年のお正月。家族が集まった時、いつもならしない読み間違えを再びしてしまった妹。　個包装のティーバッグを手に取り「わー珍しいー、べにちゃ、だってー！どんなお茶だろねぇ？」　コレが母の笑いのツボに見事ストライク。　紅茶の紅がベニと読める時だって、そりゃたまにあるかもしれません。　が、時すでに遅し。ひとしきり笑いまくってまだニヤニヤ笑う母から早速「あんのてい　べにこ」というニックネームで呼ばれてしまう妹なのでした。

2025.1

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