作品レシピ

食べる宝石『琥珀糖』の簡単レシピ 色付けのバリエーションやかわいい作品も

「琥珀糖」は食べられる宝石として話題のお菓子。実は意外と少ない材料で簡単に作れるんです。初めての方にもおすすめの琥珀糖のレシピを、作り方のコツとあわせてご紹介します。透明感のある爽やかな見た目の琥珀糖は暑い夏の季節にもぴったりなので、ぜひ試してみてくださいね。

琥珀糖とは?


琥珀糖とは、寒天と砂糖を一緒に煮て溶かし、色素で色付けし乾燥させたお菓子です。キラキラとした美しい見た目から、SNS等で「食べる宝石」と呼ばれ話題になっています。寒天とお砂糖を水と一緒に煮て溶かした後、冷まして乾燥させることで外側の砂糖が結晶化していきます。すると、外はシャリッ!中はトロッとしたゼリーのような食感に仕上がるのが特徴。

味や見た目だけでなく食感までも楽しむことができる魅力的なお菓子です。琥珀糖の材料は非常にシンプルなので意外と簡単に作ることができますよ。

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琥珀糖の歴史

琥珀糖が誕生したのは江戸時代のこと。京都で旅館を営んでいた美濃屋太郎左衛門(みのやたろうざえもん)が、水分が抜けて偶然にも乾物となったところてんを見て、寒天を見出し、そこから砂糖と寒天を使った琥珀糖を創案したと言われています。当時は「琥珀糖」という名前ではなく「金玉糖(きんぎょくとう)」や「金玉羹(きんぎょくかん)」と呼ばれ、高価な和菓子として知られていたそう。現代では、果物やお酒の味などがあり、色もさまざま。幅広いバリエーションの琥珀糖が作られるようになりました。

琥珀糖作りに必要な材料


・糸寒天 5g
・グラニュー糖 250g〜300g
・水200ml
・色素 お好きな色適量

琥珀糖の材料は、糸寒天にグラニュー糖とお水、色付けするための食用色素のみです。
糸寒天で作るとより透明度が出るため、きれいな見た目の琥珀糖ができ上がります。もちろん粉寒天や棒寒天でも作ることができるので、用意できる寒天を準備してください。

食用色素は好きな色味のものを揃えてくださいね。今回は約21×17センチのバット1つ分の琥珀糖が作れる材料で作っていきます。

琥珀糖の作り方手順

ここからは、もっともシンプルなプレーン味の琥珀糖の作り方をご紹介します。見た目よりも簡単に作ることができるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

1.下準備

まずは下準備として糸寒天を30分から1時間ほどしっかりと水に浸します。

糸寒天を水に浸してる間に、バットにクッキングシートを敷いておきましょう。

また食用色素は少量を水に溶かしておきます。

2.小鍋に糸寒天と水を入れて煮詰める

水に浸していた糸寒天の水気をよく切り、鍋に移します。そこに水を加え中火で煮ていきましょう。

煮ている間は木べらや泡立て器で糸寒天がよく溶けるように混ぜ続けます。

3.グラニュー糖を加えて煮詰める

糸寒天が溶けきったらグラニュー糖を加え、さらに煮詰めていきます。この間も焦げないようによく混ぜ続けましょう。

4.糸を引く程度に煮詰まったら火からおろす

約15分ほど煮詰めていくと、すこしずつとろみが増していきます。木べらなどですくったときにすこし糸を引くほどになったら火を止めます。

5.バットに流し入れる

煮詰めた材料を鍋からバットに流し入れます。このとき、鍋だけでなくバットも非常に熱くなるためお子さんと一緒に作る場合は注意してください。

流し入れたら上に浮いてる白い泡などの濁りをスプーンで軽くすくい取っておきましょう。こうすることで、よりきれいな琥珀糖ができ上がります。

6.色を付ける

水で溶かしておいた食用色素を爪楊枝などの細い棒に付け、そのまま色付けしていきます。色が薄くても、濃くてもきれいにでき上がるので、お好みの色味で調節しながら付けていきます。
別の色と重なるのもグラデーションが出てとてもきれいですが、混ぜすぎは禁物。いい塩梅になるようにさっと混ぜ合わせましょう。

7.冷蔵庫で固める

粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、1時間ほど冷やし固めます。

8.包丁で好きな形にカット

固まったらバットから取り出し、包丁で好きな形にカットしていきます。正方形の形にカットするだけではなく、長方形にしたり、棒状にしたりといろいろな形を試してみるのもいいですね。

食紅以外にもバリエーション豊富!琥珀糖の色付け方法

食紅以外の琥珀等の色付けアイテム
・かき氷シロップ
・紅茶
・ジュース
・ジャム

今回は食用色素を使いましたが、色味を出せる食べ物があれば家にあるものでも代用できます。例えばかき氷のシロップはカラーバリエーションも豊富ですし、口に入れても安心なのでぜひ使ってみてください。食用色素よりもすこし淡くクリアな色合いの琥珀糖が完成しますよ。

また紅茶やジュース、ジャムなどを使って味付けすれば、いろいろな風味の琥珀糖を作ることができます。ぜひ試してみてくださいね。

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琥珀糖の作り方のコツ。シャリシャリにするには?

琥珀糖は見た目の美しさとシャリシャリとした不思議な食感が魅力。すこし手を加えるだけでもっと琥珀糖作りを楽しむことができますよ。簡単にできる作り方のコツをご紹介します。

カットは手でちぎる

包丁できれいにカットするのもいいけれど、手でランダムにちぎると断面がよりキラキラと輝きより鉱物感が出るのでおすすめです。

1週間ほど乾燥させる

カットしたらすこしずつ間隔を開けて並べ、1週間ほど自然乾燥させましょう。表面が結晶化していき、外はシャリ、中はトロッとした食感になります。

琥珀糖を早めに仕上げる時短方法

乾燥までに1週間も待てない!という方は、カットした琥珀糖にグラニュー糖や粉砂糖をまぶしてみてください。表面にグラニュー糖が付くことにより、まだ乾燥していなくてもベタベタしない琥珀糖が完成します。
乾燥まで待てないお子さんには、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

minneで見つかる、おすすめの琥珀糖3選

ここからはminneで見つかる、眺めているだけでうっとりしてしまうような美しい琥珀糖をご紹介します。

見て癒されるキラキラ宝石箱

suzumeyaさんの宝石缶(菓子詰合せ)

カラフルな琥珀糖やジュエリーのようなかわいい見た目のアイシングクッキー、シナモンビスコッティなどが詰め込まれたお菓子の缶です。自分へのご褒美にも、プレゼントにもおすすめの一品ですよ。

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お菓子で感じる日本の夏

郷土菓子処 香月さんの夏日憂花 夏季限定商品 琥珀糖 干菓子

うちわの形をイメージした琥珀糖や苺のドライフルーツを使った苺かき氷糖などが入った、日本の夏を感じるお菓子の詰め合わせ。ひとつひとつ大切に食べたくなること間違いなしです。

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虹色の鮮やかなお花

あにまる工房~うさぎの里~さんの虹の華 琥珀糖 食べる宝石 asmr

静岡県に実店舗を構える、ハンドメイドとお菓子と金魚のお店「あにまる工房〜うさぎの里〜」の作品です。和を感じさせる花型の琥珀糖はオーガニック素材にこだわって作られており、身体にもやさしい味わいが魅力です。

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宝石のような琥珀糖をプレゼントにも

左、魔法の琥珀糖さんの「魔法の琥珀糖オーバルBOX」、右、虹色雑菓店さんの「レモンの琥珀糖

少ない素材で宝石のように美しく、おいしく作ることができる琥珀糖は自分で楽しむのはもちろん、プレゼントにもぴったりのお菓子です。記事でご紹介した作り方を参考にぜひ気軽に作ってみてくださいね。

また、minneには、さまざまな味や色の琥珀糖があります。お気に入りの琥珀糖をぜひ見つけてみてくださいね。

「琥珀糖」を探す

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夏にぴったり!宝石のように美しい琥珀糖
 

真田英幸

この記事を書いたライター
真田英幸(さなだひでゆき)
「minneとものづくりと」編集部。からあげとフィギュアスケートと甥っ子が好きなフォトグラファー。作家さんの作品づくりをしている姿が大好き。文章で伝えるのが苦手なので、写真でお伝えします。自分も手芸がちょっとできる。
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