季節のジャムvol.2 初心者でも簡単「ブルーベリージャムの作り方」

旬の果物はひと手間加えてジャムにすると、さらにおいしく、長くたのしむことができます。まさに手作りの醍醐味を感じられるそんな魅力の詰まったジャム作りに、作るの大好き、食べるの大好きなカメラマンが挑戦しました。

梅雨とブルーベリーの先取り。


なんだか今年は雨が多い。梅雨ってこんなに早いものだった?なんて思ったら、案の定例年は6月の中旬頃に東京は梅雨を迎えるとのこと。

そんな梅雨の時期に旬を迎えるのがブルーベリーです。
まだ5月で旬よりもちょっと早いけど、今年はなんだか梅雨を先取りしているのだし、ブルーベリーも先取りしてしまおう!ということで今回の「季節のジャム」はブルーベリージャムに挑戦です。

少し酸っぱさのある味が癖になり、ついつい手を伸ばしてしまうブルーベリー。ジャムにすると甘みがまし、酸っぱいのが苦手なお子さんでも食べやすくなりますよ。

店頭に並んでいる生のブルーベリーはもちろん、冷凍で売られているブルーベリーで作ることもできます。
下処理は不要で簡単に作ることができるのでジャム作り初挑戦の方にもぴったり。

作り方のコツもご紹介するので、ぜひ皆さんも一緒に梅雨を乗り切るブルーベリージャムに挑戦してみてくださいね。

ブルーベリージャムの作り方


材料はブルーベリーとグラニュー糖に、レモン汁大さじ1のみ。グラニュー糖はブルーベリーの50%の量を用意してください。
今回は250gのブルーベリーを用意しました。少し大きめのビン1つ分のジャムができあがります。

ブルーベリーは少し見栄えが悪かったり、冷凍で売られているものでも大丈夫です。
レモン汁はクエン酸の働きによって、ジャムの色味をより鮮やかに見せてくれます。ペクチンによってとろみも増しますよ。

まずは準備からです。ジャムを作る際は、あらかじめビンを煮沸消毒しておきましょう。
これはジャムを保存する際にカビや菌が発生するのを防ぐためです。

鍋にビンと蓋を入れ、しっかりと浸かるほどの水を入れたら沸騰させます。
5分経ったら鍋から取り出し、しっかりと乾かします。これで煮沸消毒は完了です。
沸騰してからビンを入れると、急激な温度変化でビンが割れるので気を付けてください。蓋は変形しやすいので少し早めに取り出しましょう。また、やけどには十分注意しましょう。

それではジャムを作っていきます。
まずブルーベリーを水洗いしたら水気を切って鍋に入れます。
鍋は必ずステンレスやホウロウといった、酸に強い素材のものを使ってください。

次にブルーベリーから水分が出てくるまで中火にかけます。ブルーベリーが焦げないように注意してよくかき混ぜてくださいね。

水分が出たら砂糖とレモン汁を入れて15分ほどさらに加熱します。

グツグツと音が立ってきますが、焦がさないように常にかき混ぜてくださいね。

途中灰汁が出たらしっかりすくっておきましょう。

15分経過したら一度水の中にスプーンでジャムを落とします。
水に溶け出さず固まったまま沈んだら火を止めてくださいね。
冷めるとさらに固まってしまうので煮込む時間に注意が必要です。お好みの固さの少し手前で火を止めるといいでしょう。

そのままビンに移します。火傷をしないように注意してください。
すぐに食べず長期保存する場合はビンの蓋をしっかり閉め、逆さにしましょう。
逆さまにすることで、カビを防げます。
しっかりと冷ましたらブルーベリージャムの完成です。

深い色味の中にほんのりとブルーベリーの紫色が滲んだ、きれいなブルーベリージャムができました。

せっかくなのでminneでジャムにぴったりなスコーンを取り寄せてみました。

ブルーベリージャムに合わせる贅沢なスコーン


今回お取り寄せしたのはスコーン専門店famfamさんの「スコーンクリームサンド
ケーキのようなしっとりとした食感の生地に、マスカルポーネチーズを含んだオリジナルのクリームが相性抜群。ほんのりとした甘みなので今回のブルーベリージャムとも合いそうです。

冷蔵庫に入れて解凍したスコーンを半分に割って、クリームの上にブルーベリージャムをたっぷりと乗せていただきます!

濃厚なジャムの味がスコーンに染み込んで口いっぱいにしあわせが広がります。
ブルーベリーのわずかな酸味もアクセントに。

小さい見た目ですがしっかりとボリュームがあるので、おやつだけじゃなくて朝ご飯としてもぴったりです。

今回のジャムは未開封で約1ヶ月ほど保存することができます。開封したものや砂糖の分量を少なくした方は早めに食べ切るようにしてくださいね。

1年中、どこにでも並んでいるジャムだからこそ、自分で果物から手作りするとより特別なものになります。
まさに手づくりの醍醐味を感じられるそんな魅力がたくさん詰まっているのですね。

さて次の季節にはどんなジャムを作りましょう?
また季節が変わるころ、お会いしましょう。

撮影・文/真田英幸