特集

【気になる画材】 vol.3 超微粒子の最高級鉛筆「MONO100」

【PR】なんだか気になるあの画材を、実際に手にとって使ってみました。その特徴や使用感と合わせて、作家さんに画材を使った作品レシピもご紹介いただいています。ぜひ道具選びの参考に。

気になる画材「MONO100」

今回ピックアップした画材は、「トンボ鉛筆」の最高級鉛筆「MONO100」です。

MONO100とは…
1967年にトンボ鉛筆創立55周年を記念して発売された最高級鉛筆。超微粒子が凝縮した高密度構造により、なめらかで折れにくく、濃く鮮明な筆跡を実現。

早速使ってみましょう。

シックで高級感たっぷり

まず惹かれるのはそのビジュアルです。漆黒×ゴールドの高級感ある組み合わせが素敵。「学生向けの文房具」という鉛筆がもつ従来のイメージとは異なり、MONO100は「大人」「上質」「本格派」といった雰囲気がただよいます。

ネーミングの理由

トンボ鉛筆の定番人気文具といえば、MONO鉛筆やMONO消しゴムなど、誰もが知る「MONOシリーズ」。この「MONO」というのはギリシャ語で「唯一の」を意味する「monos」が語源なのだそう。

では、今回ピックアップした「MONO100」の100って何なのでしょう?

調べてみると、なんとそのネーミングは、芯粒子の細かさが「1ミリ立法に100億個」というところからきているそう…100億個!? ちょっと想像はつきませんが、実際に線を描いてみると、超微粒子ならではのとっても滑らかな描き心地を体感できました。

硬度は全17種類。9Hから6Bまでというラインナップの多さも魅力です。

MONO100で描いた線を消すのにもおすすめな消しゴム「MONO zero[METAL TYPE] 」も合わせてチェック。2.5㎝×5㎜の超極細消しゴムが繰り出せるので、細かい修正にもぴったり。MONO100同様にどこか大人っぽいスタイリッシュなビジュアル、カラーバリエーションもポイントです。

濃淡も思いのままに表現できるMONO100と、細かい修正も気軽にできるMONO zeroがあれば、デッサンやドローイングもより快適にたのしむことができます。いつもより少し上手に描けるような気分にもひたれました。

作家さんにも使ってもらいました

minne作家のミズカミエリカさんに、MONO100を使って「手描きブローチ」を制作いただきました。

ミズカミエリカ
水彩と色鉛筆を使用した手法を中心に、イラストのほか、粘土、紙もの、ファブリック、アクセサリーなど幅広い作品を展開。
https://minne.com/@m1117erika

MONO100の使用感はいかがでしたか?

MONO100の3Bで下書きの線を描く。

ミズカミエリカ
イラストボードに跡がつかないように、筆圧を弱めて描きたい下書きにぴったり。するすると滑らかに線が描けて、とても使いやすかったです。

ぼかしたい影の部分は3B以上で、残したい薄く細かな線は2H〜4Hで描き分ける。

ミズカミエリカ
MONO100は幅広い硬度の鉛筆が揃っているので、残したい線、ぼかしたい線など、仕上げのイメージに合わせて使い分けられるところもいいですね。

MONO zeroはいかがでしたか?

ぼかした鉛筆の線に消しゴムをかけて、好きな形に整える。

ミズカミエリカ
先が細いペンタイプなので、線を消すだけでなく、ぼかした描き込み範囲の形なども調整しやすくて便利だなと感じました。鉛筆でアート制作をされている方にはおすすめです。

完成した「手描きブローチ」は、鉛筆をぼかすことで生まれるふんわりとあたたかなデザインが魅力。色鉛筆「IROJITEN」ですこし色味を加えることで鉛筆ならではの風合いが引き立っています。

作品レシピ記事を読む

「アートをもっとたのしく身近なものに」をコンセプトに生まれたトンボ鉛筆のWebメディア「FUN ART STUDIO」では、さらに詳しく「手描きブローチ」の作品レシピを紹介いただきましたので、ぜひご覧ください。

MONO100の詳細はこちら

MONO zeroの詳細はこちら



まだまだ、気になる画材はたくさん。
定番の逸品から、ユニークな新商品まで、幅広くお届けしていきますので、次回もおたのしみに。


文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸

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