花色うつしネックレス～蒼～

5枚の花弁にうつる色は、光りを受けて濃淡を変化させます。 花と葉は、粒状の銀を溶かし、叩き延ばして板状にして、切りだし、削り、溶接し、磨き仕上げた鍛造品です。 花の左右にある葉は、それぞれ取り外し出来ます。お好みで左右どちらかを外してみたり、花を単体でご利用頂く事も出来ます。 銀の花弁にうつるエナメルのような色は、花の中心にあるガラスビーズを反射したものです。銀の花には一切着色しておりません。 貴金属の中で、最も可視光線反射率が高い銀は、磨くと鏡のようになります。その銀の反射を利用して花色の濃淡が変化するネックレスを作りました。 ガラスを通した光りはそのまま銀へうつります。反射する光りの強さもそのままに。 強く受けた光りは色濃く、弱く受けた光りは朧気に。 陽の光りと、蛍光灯の光り。夕焼けの光りと、ヘッドライトの光り。 様々な光りを受けて、ガラスを通した光りは銀へうつります。 時と共にくすみ、枯れたような色をうつす事もあります。 しかし、この花は枯れません。 磨き直せば直ぐに鮮明な色をうつします。 光りと共に、身に付ける方へ小さく花を添えさせて頂けたら幸いです。 素材：銀（Ag925） ガラス ※サイズは左右の葉を装着した場合の目安となります。個別部品三個一組のトップにつき、部品の増減や動きによってサイズは異なります。