玉乗り猫ピエロ「ルル」

2017年2月27日 by だっぱんだ

無事に作品が届いて居ります。 この度も迅速且つ丁寧な対応をして下さりましてありがとう御座いました。 シルク・ド・ニャンコ、お待ち申し上げて居りました。 今回の決め手はお顔でした。 涙メイクだけの猫ピエロも可愛かったのですがKISSのポール・スタンレーを想い出させる星のメイクに心を打ち抜かれました。 （そしてひよこブロンドのおかっぱと言う大好きな組み合わせ……胸が熱くなりました） カラーリングもとても素敵で、オレンジを基調としブルー、クリーム色と愛らしくも活発的な色で纏めていらっしゃいます。 お顔も大変愛らしいのですが、筆舌に尽くし難く素晴しいのは体ですね。 ユニコーン、ゾウ、キリン……等々、花潜り先生の動物作品をお迎えしましたが、こんなに小さくなっても体のラインを生かすように作られてます。 猫特有の女性のように丸みを帯びつつもくびれたラインが、図面を起こす所から中材入れ、縫製で余す所無く表現されています。 また後脚を前脚よりも心持ち長めに取る事によってバランスを取っていらっしゃいます。 作品を眺める度に「知恵の塊だなぁ」と思わず溜息が漏れます。 愛らしいボールはそのままデスクに置いても転がりません。そのまま猫ピエロを乗せても転がりませんが付属のプラスティックの輪にボールを乗せた方が安心感はありますね（個体差はあると想います）。 先に「後脚を前脚よりも心持ち長めに取る事によってバランスを取っていらっしゃいます」と申しましたが、これは主にボールに乗せる時に 役立っているかと存じます。 猫ピエロが心持ち上を仰ぐように斜めに乗せると巧くボールに乗ります（それこそ付属の輪っか無しでも、私はいけました）。 長い後脚がストッパーになっているのでボールから落ちません。その上長さがちょうど良いので四つ足でデスクに立たせた時も美しい立ち姿を拝見出来ます。 この脚の長さの僅差が素晴しい作品を仕上げているのですね。 私がお裁縫出来る人間ならば、是非とも花潜り先生の作品を教科書として見習いたいところです。 この度も気持ちの良いお取り引きをして下さりましてありがとう御座いました。 気が付けばお取り引きが三十回を越えていた……とは。感慨深いものですね。 これからも是非ともお取り引きを宜しくお願い申し上げます。