＊いちご味に染まった 金魚のボタン＊

暑い暑い水曜日、 かき氷を作って庭で食べた。 大きな樽に水をいれ、足を冷やすと 嬉しくって足が踊ってしまう。 スプーンの上では北極が踊っている。 無色透明の氷すいが 氷河が崩れるようにすーっと舌の上で溶けた。 大きな入道雲の端から チラチラと何かが飛んできた。 近づいてわかる。 あれはカモメだ。 最近はもっぱら色んな所にお邪魔して 私への郵便を届けてくれる。 「残暑お見舞いお届けっ！」 それだけ言うとまたすぐに飛んでいってしまった。 私の膝は一気に賑やかになった。 一通の手紙とシャボン玉だ シャボン玉の中がちゃぷちゃぷ揺れて 小さな金魚が慌てたようにくるくると回っていた。 「はやく！はやく！ お水のある所にもっていって！ シャボン玉が弾けちゃう！」 私がわたわたとしているうちに かき氷はひっくり返り シャボン玉は弾け 足を入れていた樽の中に金魚とかき氷は落ちてしまった。 「冷たいね♪」 「美味しいね♪」 「僕たちみんなイチゴ色だね♪」 ＊ 残暑お見舞い申し上げます。 毎日暑いですね。 体を壊してはいませんか？ いつもドロシーさんのボタンを楽しみにしています。 私が住んでいる森は暑くて暑くて・・・ 家の前を流れる小川に金魚がたくさん集まりました。 他の小川の水が干上がって行く場所がないそうです。 お風呂も水おけも溢れた金魚でいっぱいです。 私のエプロンについているお魚のボタンを見て 良いな良いな、行きたいなーと言うので贈ります。 是非ボタンにして下さい。 西の森の魔女 ＊ ハンドメイドのお洋服を作ってる方に 大変人気のボタンシリーズです。 子ども服からエプロン、レインコートまで幅広くお使い頂けます。 ＊洗濯可能 ＊中くらいサイズ ＊色は選べません。 青か水玉のガラスが含まれます。 ＊縁なしの丸型 残念ながら材料が手に入らない為、数は限られています。 １つからお買い求め頂けます。