星に恋した真夜中の鶏 ニーロ。
★素材等★
手足が曲がり自立します。
瞳からすべて手作りしており、二つとして同じものはありません。
手作りならではの温かみのある風合いと、
ちいさなおしりをお楽しみください。
お迎えしてくださった方には
ニーロの「ちいさなおはなし」をプレゼントいたします♡
★ニーロのちいさなおはなし★
とあるところに真夜中に声高に鳴く鶏、ニーロがいました。多くの鶏とは違って美しく切なく鳴く彼の視線は、
決まってか弱い輝きの星に向けられていました。そのために彼はいつしか<星に恋した鶏>と呼ばれるようになりました。
ニーロは昔天界に住む時計代わりの鶏でした。忙しい天使たちのティータイムを知らせるニーロは、
その役割のためもあってか多くの天上の人々に愛される存在でした。
ある夜、雲のベッドへ潜り込んだニーロは、弱弱しい輝きのちいさな名もない星座を見つけました。
その星座は地球からは遠すぎるために見つけられていない寂しい星座でしたが、より近い天上に住むニーロからはよく見えたのでした。
その星座は小さな白鳥の姿をしていて、夜な夜な闇を泳ぎ回り、懸命に星屑を啄んでは体にきらめきを溜め込む健気な星座でした。
時折泳ぎをやめて地上を見下ろす悲願の灯った瞳を見ると、ひどく胸が締め付けられるのでした。
真夜中にふいに見つけた彼女の瞳に魅せられてニーロは声高に鳴くことが難しくなり、ニーロはどこかうつろでした。ただ、その様子の原因をいち早く見抜いたのは恋の天使クピドで、ニーロに声をかけると瞳に再び輝きが戻りました。
ニーロはある晩、自分の尾羽で作った羽ペンを用いて一通の手紙をしたためました。
そしてクピドから借りた矢にくくり、星座に向けて矢を射ったのです。鋭く飛んだ矢は雲をかき分けて上り詰め、
その星座に届くか…というところで、不運にも巡回中の天使を貫き怪我をさせてしまったのです。
ニーロの過ちに誰もが同情しましたが、事を重く見た全能の神はニーロを下界へ堕落させました。
地球から眺めるか弱い星座はあまりにも遠くおぼろげなものです。
ニーロの恋の歌声に、多くの何も知らない夜更かしの者たちが慰められました。
数年後、恋に生きて命尽きたニーロをクピドが哀れみ、多くのものを慰めた彼を讃えて夜空に引き上げました。か弱く光る星座の隣に。
星に恋した真夜中の鶏 ニーロ。
★素材等★
手足が曲がり自立します。
瞳からすべて手作りしており、二つとして同じものはありません。
手作りならではの温かみのある風合いと、
ちいさなおしりをお楽しみください。
お迎えしてくださった方には
ニーロの「ちいさなおはなし」をプレゼントいたします♡
★ニーロのちいさなおはなし★
とあるところに真夜中に声高に鳴く鶏、ニーロがいました。多くの鶏とは違って美しく切なく鳴く彼の視線は、
決まってか弱い輝きの星に向けられていました。そのために彼はいつしか<星に恋した鶏>と呼ばれるようになりました。
ニーロは昔天界に住む時計代わりの鶏でした。忙しい天使たちのティータイムを知らせるニーロは、
その役割のためもあってか多くの天上の人々に愛される存在でした。
ある夜、雲のベッドへ潜り込んだニーロは、弱弱しい輝きのちいさな名もない星座を見つけました。
その星座は地球からは遠すぎるために見つけられていない寂しい星座でしたが、より近い天上に住むニーロからはよく見えたのでした。
その星座は小さな白鳥の姿をしていて、夜な夜な闇を泳ぎ回り、懸命に星屑を啄んでは体にきらめきを溜め込む健気な星座でした。
時折泳ぎをやめて地上を見下ろす悲願の灯った瞳を見ると、ひどく胸が締め付けられるのでした。
真夜中にふいに見つけた彼女の瞳に魅せられてニーロは声高に鳴くことが難しくなり、ニーロはどこかうつろでした。ただ、その様子の原因をいち早く見抜いたのは恋の天使クピドで、ニーロに声をかけると瞳に再び輝きが戻りました。
ニーロはある晩、自分の尾羽で作った羽ペンを用いて一通の手紙をしたためました。
そしてクピドから借りた矢にくくり、星座に向けて矢を射ったのです。鋭く飛んだ矢は雲をかき分けて上り詰め、
その星座に届くか…というところで、不運にも巡回中の天使を貫き怪我をさせてしまったのです。
ニーロの過ちに誰もが同情しましたが、事を重く見た全能の神はニーロを下界へ堕落させました。
地球から眺めるか弱い星座はあまりにも遠くおぼろげなものです。
ニーロの恋の歌声に、多くの何も知らない夜更かしの者たちが慰められました。
数年後、恋に生きて命尽きたニーロをクピドが哀れみ、多くのものを慰めた彼を讃えて夜空に引き上げました。か弱く光る星座の隣に。