作品説明
とある旅人から心を受け継いだナラの木の精 ドーリスと芋虫のニーユ。
★素材等★
手足が曲がり自立します。
手のひらにマグネットが仕込んであります。メモスタンドなどにも。
お迎えしてくださった方には
ドーリス の「ちいさなおはなし」をプレゼントいたします♡
★ドーリスのちいさなおはなし★
昔、命あるものとないものには区別なく、すべてに心があると信じていた旅人がいました。
この世にあるすべてのものに名付けて流離う変わった旅人で、名付けによって<なんたるか>をさだめられたなら、
それはもう男にとって立派な心あるモノとなると考えていたそうでした。
やがて年老いた男が"子どもたち"をもう覚えていられないと悟った時、広大な草原にどんぐりを一つ植えて男は立ち去りました。
変わり者の男を覚えている人は数多くいましたが、誰も彼の名前を知る者はいませんでした…
長い年月を経て旅人のどんぐりは大きなナラの木になりました。毎年多くのどんぐりを実らせましたが不思議とその大木以外に、ナラの木が芽生えることはありませんでした。しかし生き物の憩いの場として欠かせない存在でした。
目覚めは突然訪れました。どこから来たのか自分でもわからないけれど、自分がドーリスだということだけは自覚できました。
胸に空いた穴からはニーユという芋虫が出入りすることも。
二人は目覚めた時からお互いを知っていて、古くからの知り合いのような懐かしい気持ちにさえなりました。
さらに奇妙なことに大木の幹にはドーリスの胸のウロによく似たウロがあり、そこは生き物の巣でもあると知ったのです。
ドーリスとニーユは自分が大木の心であると理解しました。
それから大木はいつものように多くのどんぐりを実らせましたが、次の春はいつもと違いました。
ナラが発芽したのです。ドーリスとニーユは双葉を確認した後で様々なカタチのモノたちが見えるようになりました。
やがて次々に名乗る彼らの名前は、どれも男が名付けてきた"子どもたち"のものであると気付いたのです。
それなのに誰一人男の名を知りませんでした。男には名前がなかったのです。
ドーリスたちは目覚めた仲間と相談して男の名前を考えました。
心を与えてくれた父である男の名前は、豊かなナラの森がよく知っているのです。
とある旅人から心を受け継いだナラの木の精 ドーリスと芋虫のニーユ。
★素材等★
手足が曲がり自立します。
手のひらにマグネットが仕込んであります。メモスタンドなどにも。
お迎えしてくださった方には
ドーリス の「ちいさなおはなし」をプレゼントいたします♡
★ドーリスのちいさなおはなし★
昔、命あるものとないものには区別なく、すべてに心があると信じていた旅人がいました。
この世にあるすべてのものに名付けて流離う変わった旅人で、名付けによって<なんたるか>をさだめられたなら、
それはもう男にとって立派な心あるモノとなると考えていたそうでした。
やがて年老いた男が"子どもたち"をもう覚えていられないと悟った時、広大な草原にどんぐりを一つ植えて男は立ち去りました。
変わり者の男を覚えている人は数多くいましたが、誰も彼の名前を知る者はいませんでした…
長い年月を経て旅人のどんぐりは大きなナラの木になりました。毎年多くのどんぐりを実らせましたが不思議とその大木以外に、ナラの木が芽生えることはありませんでした。しかし生き物の憩いの場として欠かせない存在でした。
目覚めは突然訪れました。どこから来たのか自分でもわからないけれど、自分がドーリスだということだけは自覚できました。
胸に空いた穴からはニーユという芋虫が出入りすることも。
二人は目覚めた時からお互いを知っていて、古くからの知り合いのような懐かしい気持ちにさえなりました。
さらに奇妙なことに大木の幹にはドーリスの胸のウロによく似たウロがあり、そこは生き物の巣でもあると知ったのです。
ドーリスとニーユは自分が大木の心であると理解しました。
それから大木はいつものように多くのどんぐりを実らせましたが、次の春はいつもと違いました。
ナラが発芽したのです。ドーリスとニーユは双葉を確認した後で様々なカタチのモノたちが見えるようになりました。
やがて次々に名乗る彼らの名前は、どれも男が名付けてきた"子どもたち"のものであると気付いたのです。
それなのに誰一人男の名を知りませんでした。男には名前がなかったのです。
ドーリスたちは目覚めた仲間と相談して男の名前を考えました。
心を与えてくれた父である男の名前は、豊かなナラの森がよく知っているのです。