飛ぶことを夢見る 飛べないピヨちん
★素材等★
手足が曲がり自立します。
瞳からすべて手作りしており、二つとして同じものはありません。
★ピヨちんのちいさなおはなし★
ピヨちんは幼くまだまだ未熟な男の子でした。
飛ぶことに強くあこがれを持っていますが、小さな羽根と幼さからくる弱い力ではそれもままなりません。
群れのみんなは不器用なピヨちんに優しくしてくれはしましたが、飛べるようになった彼らは
ピヨちんの胸の痛みに気付けずにいました。
ピヨちんは無我夢中になって飛ぼうとするあまり、知らずに群れを離れ、
気が付いたら独りぼっちになってしまっていました。
それからというもの、危険なことや怖いことをたくさん切り抜け、さみしさと心細さに震えながらも
一人で生きてきたピヨちんは、ますます空への憧れを強くしていましたが、
おしゃべりが得意ではないピヨちんは打ち明けることもできずにもやもやした心を持て余していたのでした。
だけれど人一倍強い好奇心と、豊かな感受性を持ったピヨちんは、
人づてに聞くそれぞれの瞳を通した空の話に耳を傾けて、その人とともに空を飛んだり泳いだり、
渡ったり浸ったりすることを想像して、さみしさと憧れへの渇きを癒していたのです。
ある時、森の中で足を潰し跳ねることのできなくなって泣いていたうさぎと出会いました。
ピヨちんとうさぎは飛ぶこと・跳ねることに対する強いあこがれをぽつりぽつりと打ち明け合い、
いつしか二人は心を通わせあいました。
本当の自分を知る者同士が触れ合った肩のあたたかさに、ピヨちんは初めて仲間を意識しました。
二人は切り株に座って、暗くなり始めた森の間から覗く満天の星空を見ました。
いつか二人で飛行船を作ってどこか遠くまで旅をしよう、とうさぎは大真面目に、
でも笑っていいました。夢見がちでものづくりが得意なうさぎは、
ピヨちんの考えもしないことを思いついたりします。
跳ねたり跳んだりできない代わりに、雲をかき分けてすいすい進む飛行船で
ずっとずっと高いところまで旅をしたら、小さな体の二人が自由に暮らせる国に行きつくかもしれません。
星が流れて、月が二人を微笑んで見守っています。
飛ぶことを夢見る 飛べないピヨちん
★素材等★
手足が曲がり自立します。
瞳からすべて手作りしており、二つとして同じものはありません。
★ピヨちんのちいさなおはなし★
ピヨちんは幼くまだまだ未熟な男の子でした。
飛ぶことに強くあこがれを持っていますが、小さな羽根と幼さからくる弱い力ではそれもままなりません。
群れのみんなは不器用なピヨちんに優しくしてくれはしましたが、飛べるようになった彼らは
ピヨちんの胸の痛みに気付けずにいました。
ピヨちんは無我夢中になって飛ぼうとするあまり、知らずに群れを離れ、
気が付いたら独りぼっちになってしまっていました。
それからというもの、危険なことや怖いことをたくさん切り抜け、さみしさと心細さに震えながらも
一人で生きてきたピヨちんは、ますます空への憧れを強くしていましたが、
おしゃべりが得意ではないピヨちんは打ち明けることもできずにもやもやした心を持て余していたのでした。
だけれど人一倍強い好奇心と、豊かな感受性を持ったピヨちんは、
人づてに聞くそれぞれの瞳を通した空の話に耳を傾けて、その人とともに空を飛んだり泳いだり、
渡ったり浸ったりすることを想像して、さみしさと憧れへの渇きを癒していたのです。
ある時、森の中で足を潰し跳ねることのできなくなって泣いていたうさぎと出会いました。
ピヨちんとうさぎは飛ぶこと・跳ねることに対する強いあこがれをぽつりぽつりと打ち明け合い、
いつしか二人は心を通わせあいました。
本当の自分を知る者同士が触れ合った肩のあたたかさに、ピヨちんは初めて仲間を意識しました。
二人は切り株に座って、暗くなり始めた森の間から覗く満天の星空を見ました。
いつか二人で飛行船を作ってどこか遠くまで旅をしよう、とうさぎは大真面目に、
でも笑っていいました。夢見がちでものづくりが得意なうさぎは、
ピヨちんの考えもしないことを思いついたりします。
跳ねたり跳んだりできない代わりに、雲をかき分けてすいすい進む飛行船で
ずっとずっと高いところまで旅をしたら、小さな体の二人が自由に暮らせる国に行きつくかもしれません。
星が流れて、月が二人を微笑んで見守っています。