iPhone5Cケース.:*°イエスヲトドケニ°*:.

｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ 『イエスヲトドケニ』 クィーナはとある時計屋さんの一人娘。 今日もお店の中はチクタクチクタク音がおどります。 ボーンボーン・・・鐘が１２回なりました。 「カチャ」 お店の扉が開き入ってきたのは、 郵便配達員のポアルです。 ポアルは無口で内気な青年です。 毎日この時間ピッタリに 郵便配達に自転車でやってくるので クィーナとは毎日顔を合わせます。 しかし二人は話をしません。 なぜならクィーナは音を感じないのです。 毎日ポアルがこの店にやってくるのは、 郵便物の中にクィーナ宛の手紙が入っているからです。 クィーナはそれを毎日楽しみにしています。 しかし、この日は手紙が入っていません。 手ぶらで店に入ってきたポアルを不思議そうにみていると、 ポアル真剣な表情では右手の親指と左手の小指を立て、胸の前でくっつけ、 続いて右手の親指と人差し指を開いて、のどの前でつまむように指をくっつけました。 それだけをして、ポアルは急いで店を出ていきました。 クィーナはそれを見て立ちつくしていました。 店の奥にいたクィーナのお父さんがひとつため息をして立ち上がり、 クィーナを抱きしめ、背中を押しました。 クィーナはお父さんに涙が止まっていない顔でうなづいた後、 震える足で駆け出しました。 その日は雲一つない晴れた日でした… ｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡:+* ﾟ ゜ﾟ アンティーク風に作りました。 シャビーな感じに仕上がりました。