サフィは探検家です。
『博士〜!』
相棒は少年ヒーリンと猫のポーです。
目指すは3つ揃うと願いが叶うという
伝説の宝石「リュードリー」です。
3人の出会いは3年前。
サフィは町で夕食中、お腹を空かせていた2人に出会い、
サフィはゴハンを与えました。
ヒーリンは母親と2人で暮らしていましたが、
数日前に病気で亡くなりました。
行くあてなく、猫のポーと町にたどり着いたのです。
サフィ警戒心が強いのですが、
同情なのか不思議な気持ちになり、
旅の相棒にしました。
幾多の危機を乗り越え、嵐をいくつも乗り越え
ようやく輝く星に照らされる洞窟に
着きました。
そこには財宝の数々。
そして正面の玉座に3つ輝く宝石が。
しかし、ヒーリンは
『なんか嫌だ。帰ろう。』
しかし、サフィの耳にヒーリンの声は届きません。
玉座に近付き、宝石に手をかけました。
すると宝石は蜃気楼の様に消えました。
途端、床が抜け、
後ろにいたヒーリンが落ちました。
床はまた塞がりました。
サフィは間に合いませんでした。
星の光が差し込みます。
するとその光が鏡に反射し、
2つの宝石が照らされました。
「リュードリー」です。
サフィは2つのリュードリーを取り、
輝く星に向かい叫びました。
『ヒーリンを!ヒーリンを助けてくれ!
あとひとつ足りなければ私の命と引き換えに!』
すると、リュードリーが閃光を放ち、
猫のポーを包みました。
すると、光る猫のポーから…女神が。
その女神はかつてサフィが愛した女性、
ノーリでした。
【願いを一つだけ叶えましょう。】
『願いは一つだ。
ヒーリンを助けてくれ…』
【見知らぬ子のために力を使ってしまっていいの?】
『ヒーリンは私の大切な相棒。
相棒というより、家族のようなものなんだ!』
【ヒーリンと呼んでるその子…
本当はフィーリンと言うのです。】
『フィー……まさか……』
ノーリは笑顔で光輝き、フィーリンを抱きしめ、
【世界一幸せな我が子。
貴方の父は貴方を見つけ出したのです。
愛してる。】
フィーリンの体が光に包み込まれ、
フィーリンが目を覚ましました。
サフィはフィーリンに駆け寄り抱きしめました。
フィーリンは笑顔で
『お母さんに会えたんだ』と言いました。
数年後ー
『方角はあっちだね父さん。』
サフィとフィーリンとポーは新たな探検の旅に出ていますー。
サフィは探検家です。
『博士〜!』
相棒は少年ヒーリンと猫のポーです。
目指すは3つ揃うと願いが叶うという
伝説の宝石「リュードリー」です。
3人の出会いは3年前。
サフィは町で夕食中、お腹を空かせていた2人に出会い、
サフィはゴハンを与えました。
ヒーリンは母親と2人で暮らしていましたが、
数日前に病気で亡くなりました。
行くあてなく、猫のポーと町にたどり着いたのです。
サフィ警戒心が強いのですが、
同情なのか不思議な気持ちになり、
旅の相棒にしました。
幾多の危機を乗り越え、嵐をいくつも乗り越え
ようやく輝く星に照らされる洞窟に
着きました。
そこには財宝の数々。
そして正面の玉座に3つ輝く宝石が。
しかし、ヒーリンは
『なんか嫌だ。帰ろう。』
しかし、サフィの耳にヒーリンの声は届きません。
玉座に近付き、宝石に手をかけました。
すると宝石は蜃気楼の様に消えました。
途端、床が抜け、
後ろにいたヒーリンが落ちました。
床はまた塞がりました。
サフィは間に合いませんでした。
星の光が差し込みます。
するとその光が鏡に反射し、
2つの宝石が照らされました。
「リュードリー」です。
サフィは2つのリュードリーを取り、
輝く星に向かい叫びました。
『ヒーリンを!ヒーリンを助けてくれ!
あとひとつ足りなければ私の命と引き換えに!』
すると、リュードリーが閃光を放ち、
猫のポーを包みました。
すると、光る猫のポーから…女神が。
その女神はかつてサフィが愛した女性、
ノーリでした。
【願いを一つだけ叶えましょう。】
『願いは一つだ。
ヒーリンを助けてくれ…』
【見知らぬ子のために力を使ってしまっていいの?】
『ヒーリンは私の大切な相棒。
相棒というより、家族のようなものなんだ!』
【ヒーリンと呼んでるその子…
本当はフィーリンと言うのです。】
『フィー……まさか……』
ノーリは笑顔で光輝き、フィーリンを抱きしめ、
【世界一幸せな我が子。
貴方の父は貴方を見つけ出したのです。
愛してる。】
フィーリンの体が光に包み込まれ、
フィーリンが目を覚ましました。
サフィはフィーリンに駆け寄り抱きしめました。
フィーリンは笑顔で
『お母さんに会えたんだ』と言いました。
数年後ー
『方角はあっちだね父さん。』
サフィとフィーリンとポーは新たな探検の旅に出ていますー。