繭って？

繭はシルクの生地の原料です。 すべての天然シルクは繭から作られています。 繭から生糸を、生糸から絹糸が、そして絹糸からシルク生地が作られます。 生糸と言えば純白の糸を思い浮かべますが、実は繭には様々な色合いをもつ品種があります。 その柔らかなシャーベットカラーの繭は光にきらきらと輝きます。 鮮やかな黄緑色の『青白』（せいはく） 外が桃色、中がやや黄色がかる『緋紅』（ひこう）『ローザ』 真ん中が少しくびれた『桜姫』（さくらひめ）『小石丸』（こいしまる）『緒桂』（しょけい） 薄い黄色の『伊黄繭』（イタリーこうけん） そして、緑で大きい繭が『天蚕』 『天蚕』を作るヤママユガは『蚕』と違って桑の葉ではなくクヌギのなど葉を食べて育ちます。 色は繭の持つ天然の色素す。 そしてひとつひとつ形がや大きさが違います。 作品作りに、柔らかい繭の質感を加えてみてはいかがですか。 繭の色素は日光や水濡れに弱いのでご注意ください。 【国産の原種繭は大変貴重で入手困難なため、在庫切れの場合再販が難しい場合がございます。ご了承下さい。】