迷える魂の監視者 天使のリリア。
おしりドールオーダーでお作りしました。
★リリアについて★
身長13cmほどのおんなのこ
★リリアのちいさなおはなし★
風の流れに乗って、羽衣の様な羽根をふわふわさせながらリリアは下界を見下ろしていました。霞んだ雲の合間から見える下界には、多くの生き物、多くの人々が住んでいます。
リリアはその昔小さな花の精でした。その命が尽きるころ、自分を見てほほえんだ人々の幸せを願い、神に仕えることを選んだ天使の一人です。そうやって天使となる魂は少なくありませんが、中でもリリアは人々の幸福のために熱心でした。リリアはその日も、誘惑に流されやすい弱った人々を魔の手から守るために下界へ降りました。
この世界では、役割を持たない「透明」な魂が多く存在します。清らかなもの、邪なものとどちらかに振り切った魂はまだ救いがありますが、曖昧な存在はやがて他人をうらやむようになり、鬱々とした念を放って動けなくなるのです。
その念に捕まった生き物の心に隙ができると、邪な者たちが地の下から這い出てきて誘惑し始めます。その魂の見張り番、生き物を迷いから放つ手助けをするのがリリアの役目でした。
リリアは地面に力なく座り込んでいる青年を見つけました。恐らく透明な魂に感化され始めているのです。
ふわりとした温かな光を纏って、リリアは青年の肩に座り込みました。嫌な熱気を感じます。
地獄から這い出てきたものが放つエネルギーの様なものです。リリアはエネルギーを探し当てました。
真っ黒な体の小さな悪魔です。彼もまた前世は精霊だったのか小さな体で、ちょこまかと様子をうかがっているようでした。
しかし、その燃えるような瞳…どこかで…。
リリアはハッと思い出しました。燃えるような赤い花弁、情熱的に花開いたその姿を。
小さな多年草だった自分とは大違いの憧れの力強い姿!淡い想いは忘れたと思っていました。ですが…。
青年越しに悪魔の瞳を見ました。天使である自分に驚いた悪魔の姿は、見覚えのある真っ赤な姿に燃え上がりました。
青年が気がかりでしたが、悪魔の瞳にはもう悪意が感じられません。祝福のキスを青年の頬に落とすと、ぽっと紅が差したように温かみが戻りました。
リリアは悪魔の姿を今一度瞳に焼き付けて飛び立ちました。
リリアの胸の奥、アンスリウムの花が鮮やかに花開きました。
迷える魂の監視者 天使のリリア。
おしりドールオーダーでお作りしました。
★リリアについて★
身長13cmほどのおんなのこ
★リリアのちいさなおはなし★
風の流れに乗って、羽衣の様な羽根をふわふわさせながらリリアは下界を見下ろしていました。霞んだ雲の合間から見える下界には、多くの生き物、多くの人々が住んでいます。
リリアはその昔小さな花の精でした。その命が尽きるころ、自分を見てほほえんだ人々の幸せを願い、神に仕えることを選んだ天使の一人です。そうやって天使となる魂は少なくありませんが、中でもリリアは人々の幸福のために熱心でした。リリアはその日も、誘惑に流されやすい弱った人々を魔の手から守るために下界へ降りました。
この世界では、役割を持たない「透明」な魂が多く存在します。清らかなもの、邪なものとどちらかに振り切った魂はまだ救いがありますが、曖昧な存在はやがて他人をうらやむようになり、鬱々とした念を放って動けなくなるのです。
その念に捕まった生き物の心に隙ができると、邪な者たちが地の下から這い出てきて誘惑し始めます。その魂の見張り番、生き物を迷いから放つ手助けをするのがリリアの役目でした。
リリアは地面に力なく座り込んでいる青年を見つけました。恐らく透明な魂に感化され始めているのです。
ふわりとした温かな光を纏って、リリアは青年の肩に座り込みました。嫌な熱気を感じます。
地獄から這い出てきたものが放つエネルギーの様なものです。リリアはエネルギーを探し当てました。
真っ黒な体の小さな悪魔です。彼もまた前世は精霊だったのか小さな体で、ちょこまかと様子をうかがっているようでした。
しかし、その燃えるような瞳…どこかで…。
リリアはハッと思い出しました。燃えるような赤い花弁、情熱的に花開いたその姿を。
小さな多年草だった自分とは大違いの憧れの力強い姿!淡い想いは忘れたと思っていました。ですが…。
青年越しに悪魔の瞳を見ました。天使である自分に驚いた悪魔の姿は、見覚えのある真っ赤な姿に燃え上がりました。
青年が気がかりでしたが、悪魔の瞳にはもう悪意が感じられません。祝福のキスを青年の頬に落とすと、ぽっと紅が差したように温かみが戻りました。
リリアは悪魔の姿を今一度瞳に焼き付けて飛び立ちました。
リリアの胸の奥、アンスリウムの花が鮮やかに花開きました。