夏の思い出

　子どもの頃、夏休みに田舎の祖父母のところへ行くと、畑の脇道辺りに大輪のひまわりが何本も咲いていました。自分の背丈よりも大きいそのひまわりを見ると、「夏休みだー。」と嬉しく笑みがこぼれ、ワクワクしたものです。(宿題は大変でしたが・・・)皆さんも同じような経験をお持ちではないでしょうか。その頃の懐かしい夏休みを思い出して頂ければ幸いです。 　ひまわりの花びらは繊維を活かした雲龍紙ニ種を使い、その他は埼玉県の小川和紙を使用しています。 　花の中心は濃淡のある茶で折り、葉はトーンの異なる二色を使っています。茎や葉の付け根は和紙を紙縒りにしています。 　これから大きくなろうとしている花、横向きのまだ開いていないひまわりも奥にあります。 　色紙は上下空色の天地ぼかしを使用しています。 　額に入れても、ラッピングしてありますので、そのまま飾って頂いても楽しめます。 　洋間にも合います。 　夏の一枚にいかがでしょうか。