作品説明
リサ・ラーソン(Lisa Larson)が晩年の拠点であるKスタジオ(Keramikstudion)で生み出した「Bebis på kudde(クッションの上の赤ちゃん)」です。グスタフスベリ時代の名作の復刻ではなく、Kスタジオで新たにデザインされたオリジナル作品です。クッションにうつ伏せで眠る赤ちゃんの、ぷっくりと突き出たお尻と、あどけない寝顔——ベッドに寝かしつけられたというより、遊び疲れて睡魔に負け、そのままクッションに突伏してしまった、そんな一瞬を写しとったような愛らしさがあります。
本品は1994年に制作された個体です。このシリーズは近年まで作り続けられていましたが、現在は廃盤となり、新たに手に入れることはできません。子どもや動物を見つめるリサ・ラーソンならではの、ユーモアと温かなまなざしが宿る一点です。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
Kスタジオ — リサ・ラーソンが立ち返った場所
Kスタジオ(Keramikstudion:ケラミックストゥディオン)は、1992年にリサ・ラーソンがグスタフスベリの地に共同設立した陶芸工房です。1980年にグスタフスベリを退社してから12年、フリーランスとして世界各国の企業と仕事をしてきたリサが、原点であるグスタフスベリの窯に立ち返る形で創設されました。
Kスタジオでは、グスタフスベリ時代の名作を手作りで復刻する一方、リサ自身による新作やユニークピース(一点物)の制作も行われています。量産工場ではなく、少人数の職人による手仕事の工房であり、一点ずつ手作業で成形・絵付け・焼成されています。グスタフスベリの技術的伝統とリサの創作精神が結びついた場所です。
■詳細スペック
・メーカー:Kスタジオ(Keramikstudion)/グスタフスベリKスタジオ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・年代:1994年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:約10×12cm 高さ約8.5cm
コンディション:割れ・欠け・ヒビのない完品です。うつ伏せで眠る赤ちゃんの寝顔から、突き出たお尻の丸みまで、細部まで良好な状態を保っています。
リサ・ラーソン(Lisa Larson)が晩年の拠点であるKスタジオ(Keramikstudion)で生み出した「Bebis på kudde(クッションの上の赤ちゃん)」です。グスタフスベリ時代の名作の復刻ではなく、Kスタジオで新たにデザインされたオリジナル作品です。クッションにうつ伏せで眠る赤ちゃんの、ぷっくりと突き出たお尻と、あどけない寝顔——ベッドに寝かしつけられたというより、遊び疲れて睡魔に負け、そのままクッションに突伏してしまった、そんな一瞬を写しとったような愛らしさがあります。
本品は1994年に制作された個体です。このシリーズは近年まで作り続けられていましたが、現在は廃盤となり、新たに手に入れることはできません。子どもや動物を見つめるリサ・ラーソンならではの、ユーモアと温かなまなざしが宿る一点です。
リサ・ラーソン — 北欧の愛すべき陶芸家
師匠スティグ・リンドベリとリサ・ラーソン。1年の試用期間が26年に。
リサ・ラーソン(1931-2024)。スウェーデン南部スモーランド地方エルムフルトに生まれ、ヨーテボリの工芸学校でテキスタイルから陶芸に転向。1954年、学生コンペの審査員を務めたグスタフスベリの巨匠スティグ・リンドベリに才能を見出され、「1年の試用期間」で工場に招かれました。その1年は、やがて26年間の創作活動へと続いていきます。
リンドベリが「レクストゥーガ(遊び小屋)」と呼んだ工房で、リサは「リッラ・ズー(小さな動物園)」「ABCガールズ」「アフリカ」など数々の名作を生み出しました。ある日、暗褐色のシャモット陶土でしっぽを立てた猫を作ったことが、生涯で約30種もの猫の陶器を生むきっかけとなります。
日本とリサ・ラーソン
ABCガールズの「ドーラ」に命を吹き込むリサ。1950年代の痩身美の風潮に対し、古代の豊穣の女神に着想を得たふくよかな女性像を創りました。
一つひとつ手描きで絵付けされるリサ・ラーソンの陶器。職人の手仕事ゆえの個体差が、ヴィンテージ品の魅力です。
1970年、リサは大阪万博を訪れ、益子焼の人間国宝濱田庄司と出会います。民藝運動に触れたこの体験が、彼女の手仕事への信念をさらに深めました。2010年には日本の絵本のために赤い縞模様の猫「マイキー」を描き、やがてこの猫は日本中で愛されるキャラクターに。2014-15年の日本巡回展には21万人以上が来場しました。
Kスタジオ — リサ・ラーソンが立ち返った場所
Kスタジオ(Keramikstudion:ケラミックストゥディオン)は、1992年にリサ・ラーソンがグスタフスベリの地に共同設立した陶芸工房です。1980年にグスタフスベリを退社してから12年、フリーランスとして世界各国の企業と仕事をしてきたリサが、原点であるグスタフスベリの窯に立ち返る形で創設されました。
Kスタジオでは、グスタフスベリ時代の名作を手作りで復刻する一方、リサ自身による新作やユニークピース(一点物)の制作も行われています。量産工場ではなく、少人数の職人による手仕事の工房であり、一点ずつ手作業で成形・絵付け・焼成されています。グスタフスベリの技術的伝統とリサの創作精神が結びついた場所です。
■詳細スペック
・メーカー:Kスタジオ(Keramikstudion)/グスタフスベリKスタジオ
・デザイナー:Lisa Larson / リサ・ラーソン
・年代:1994年
・製造国:スウェーデン
・サイズ:約10×12cm 高さ約8.5cm
コンディション:割れ・欠け・ヒビのない完品です。うつ伏せで眠る赤ちゃんの寝顔から、突き出たお尻の丸みまで、細部まで良好な状態を保っています。