◆ 石たちの物語
天然石を組み合わせたブレスレットです。
組まれた石の景色を【小景の記】と題して物語を結んでいます。
◆ 今回の主人公【サファリン コーディエライトinシリマナイト】
── 白い霧のようなコーディエライトの中に針のようにシリマナイトが入り、
深い蒼色のサファリンが奥行きのある景色を添えてくれています。
◆ 連作【贋作の存在証明】
サファリンは、サファイアに似ていることから名付けられた鉱物です。
「False Sapphire(偽サファイア)」という通称を持ちながら、実際には本家サファイアよりも産出量の少ない希少な石。
「贋作」と呼ばれ続けた存在が、自分自身として在ることを証明する——そんな作品たちです。
◆ 使用している石と大きさ
・サファリン コーディエライトinシリマナイト:14mm
・カイヤナイト:14mm
・カイヤナイトシリカ:10mm
・サーペンティン:13mm
※それぞれの石の景色は個体差があります。
天然石特有のクラック・内包物・色ムラがございます。
◆ 小景の記
人知れぬ山があった。その蒼白の山肌を、風がずっと巡っていた。
風は形を持たず、誰にも見られることはなかった。けれど風は、この山のすべての時間を見ていた。
夜明けが蒼を拾い上げた朝も、朝靄が輪郭を浮かべた昼も、湖が山を映して凍てついた冬も──そのかたわらを、風は絶えず吹き渡っていた。
見守るとは、こういうことだったのかもしれない。証されるものの隣に、ただ在り続けること。
やがて風は、空というもうひとつの碧を連れてきた。山の青と、空の青が、同じ高さで触れ合った。
風は分かっていた。己は見えぬからこそ、見えるものを明かせるのだと。
──そして、山は終に気づく。あの蒼はすべて、自分が在ったから生まれた蒼だったのだと。
◆ 鉱物メモ
【サファリン コーディエライト in シリマナイト】
コーディエライトの淡い青灰の地に、シリマナイトが細い針のような繊維として走り、その中で濃い青のサファリンが塊として浮かぶ──三つの鉱物が同じ石の中に共生している個体。
シリマナイトとサファリンは、地下深くの900℃近い超高温・高圧下でしか形成されない、高度変成岩の指標鉱物として知られている。
そこにマグネシウムとアルミニウムを含むコーディエライトが加わることで、線・面・塊が織りなす独特の景色が生まれる。
珠ひとつの中に閉じ込められているのは、地殻の底で起きた極限の熱と圧力の記憶そのもの。
【カイヤナイト】
アルミニウムの珪酸塩鉱物(藍晶石)で、青い色は微量の鉄とチタンによる発色。
結晶が一方向に長く伸びる性質を持ち、珠の中を走る筋状の青は、その繊維的な成長方向がそのまま模様になったもの。
上記のサファリン共生玉に含まれるシリマナイトとは、組成(Al₂SiO₅)が同じで結晶構造だけが異なる「多形」の関係にある。
【カイヤナイトシリカ】
カイヤナイトが石英質(シリカ)の岩石と一体になって産出した石で、青のカイヤナイトと半透明〜白濁の石英が混じり合った景色を持つ。
青と緑灰がまだらに溶け合うのは、二つの鉱物が同じ岩の中で隣り合って結晶した痕跡。
【サーペンティン】
マグネシウムを含む岩石が、地下で水を取り込みながら変質してできた蛇紋石。
淡い緑色は鉄分の微量な混入によるもので、磨くと滑らかでやわらかな光沢が出る。
一様に見えて、内部には変質の進み方による濃淡のむらが静かに残っている。
◆ サイズ
内径:約17cm(ゴムテグス使用)
手首16〜17cmの方におすすめです。
◆ 梱包について
・簡易ラッピングでお届けします。
◆ ご注意
・天然石には個体差があります。
・写真と実物の色味が異なる場合があります。
―― 零結の記
◆ 石たちの物語
天然石を組み合わせたブレスレットです。
組まれた石の景色を【小景の記】と題して物語を結んでいます。
◆ 今回の主人公【サファリン コーディエライトinシリマナイト】
── 白い霧のようなコーディエライトの中に針のようにシリマナイトが入り、
深い蒼色のサファリンが奥行きのある景色を添えてくれています。
◆ 連作【贋作の存在証明】
サファリンは、サファイアに似ていることから名付けられた鉱物です。
「False Sapphire(偽サファイア)」という通称を持ちながら、実際には本家サファイアよりも産出量の少ない希少な石。
「贋作」と呼ばれ続けた存在が、自分自身として在ることを証明する——そんな作品たちです。
◆ 使用している石と大きさ
・サファリン コーディエライトinシリマナイト:14mm
・カイヤナイト:14mm
・カイヤナイトシリカ:10mm
・サーペンティン:13mm
※それぞれの石の景色は個体差があります。
天然石特有のクラック・内包物・色ムラがございます。
◆ 小景の記
人知れぬ山があった。その蒼白の山肌を、風がずっと巡っていた。
風は形を持たず、誰にも見られることはなかった。けれど風は、この山のすべての時間を見ていた。
夜明けが蒼を拾い上げた朝も、朝靄が輪郭を浮かべた昼も、湖が山を映して凍てついた冬も──そのかたわらを、風は絶えず吹き渡っていた。
見守るとは、こういうことだったのかもしれない。証されるものの隣に、ただ在り続けること。
やがて風は、空というもうひとつの碧を連れてきた。山の青と、空の青が、同じ高さで触れ合った。
風は分かっていた。己は見えぬからこそ、見えるものを明かせるのだと。
──そして、山は終に気づく。あの蒼はすべて、自分が在ったから生まれた蒼だったのだと。
◆ 鉱物メモ
【サファリン コーディエライト in シリマナイト】
コーディエライトの淡い青灰の地に、シリマナイトが細い針のような繊維として走り、その中で濃い青のサファリンが塊として浮かぶ──三つの鉱物が同じ石の中に共生している個体。
シリマナイトとサファリンは、地下深くの900℃近い超高温・高圧下でしか形成されない、高度変成岩の指標鉱物として知られている。
そこにマグネシウムとアルミニウムを含むコーディエライトが加わることで、線・面・塊が織りなす独特の景色が生まれる。
珠ひとつの中に閉じ込められているのは、地殻の底で起きた極限の熱と圧力の記憶そのもの。
【カイヤナイト】
アルミニウムの珪酸塩鉱物(藍晶石)で、青い色は微量の鉄とチタンによる発色。
結晶が一方向に長く伸びる性質を持ち、珠の中を走る筋状の青は、その繊維的な成長方向がそのまま模様になったもの。
上記のサファリン共生玉に含まれるシリマナイトとは、組成(Al₂SiO₅)が同じで結晶構造だけが異なる「多形」の関係にある。
【カイヤナイトシリカ】
カイヤナイトが石英質(シリカ)の岩石と一体になって産出した石で、青のカイヤナイトと半透明〜白濁の石英が混じり合った景色を持つ。
青と緑灰がまだらに溶け合うのは、二つの鉱物が同じ岩の中で隣り合って結晶した痕跡。
【サーペンティン】
マグネシウムを含む岩石が、地下で水を取り込みながら変質してできた蛇紋石。
淡い緑色は鉄分の微量な混入によるもので、磨くと滑らかでやわらかな光沢が出る。
一様に見えて、内部には変質の進み方による濃淡のむらが静かに残っている。
◆ サイズ
内径:約17cm(ゴムテグス使用)
手首16〜17cmの方におすすめです。
◆ 梱包について
・簡易ラッピングでお届けします。
◆ ご注意
・天然石には個体差があります。
・写真と実物の色味が異なる場合があります。
―― 零結の記
サイズ
内径:約17cm
発送までの目安
3日
配送方法・送料
ネコポス
230円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
【お取り扱いについて】
・水濡れはお避けください。
・直射日光・高温多湿の場所での保管はお避けください。
・衝撃・落下にご注意ください。彫刻パーツは特に破損しやすい場合があります。
・ゴムの経年劣化により、長期使用で伸びが生じることがあります。
・天然石のため、写真と色味・模様が若干異なる場合があります。