◆ 石たちの物語
天然石を組み合わせたブレスレットです。
組まれた石の景色を【小景の記】と題して物語を結んでいます。
◆ 今回の主人公【サファリン コーディエライトinシリマナイト】
── 白い霧のようなコーディエライトの中に針のようにシリマナイトが入り、
深い蒼色のサファリンが奥行きのある景色を添えてくれています。
◆ 連作【贋作の存在証明】
サファリンは、サファイアに似ていることから名付けられた鉱物です。
「False Sapphire(偽サファイア)」という通称を持ちながら、実際には本家サファイアよりも産出量の少ない希少な石。
「贋作」と呼ばれ続けた存在が、自分自身として在ることを証明する——そんな作品たちです。
◆ 使用している石と大きさ
・サファリン コーディエライトinシリマナイト:14mm
・ブルーストロベリークォーツ:12mm
・アクアマリン:12mm
※それぞれの石の景色は個体差があります。
天然石特有のクラック・内包物・色ムラがございます。
◆ 小景の記
人知れぬ山があった。その蒼白の山肌を、対岸の見えぬ湖がそのまま映していた。
水は山を真似たのではない。ただ、山がそこに在るという事実を、もうひとつの蒼として返しただけだ。
やがて湖の面に、細い裂け目が幾筋も走った。凍てた水が、自らの内に山の重さを受けとめきれず、白い罅となって声をあげたのだ。
それでも湖は山を手放さなかった。割れた氷の一片ずつにも、ちゃんと小さな蒼が宿っていた。
山は、自分が湖に映っていることを知らない。けれど湖は知っている──映すものがなければ、この水はただの水だったと。
◆ 鉱物メモ
【サファリン コーディエライト in シリマナイト】
コーディエライトの淡い青灰の地に、シリマナイトが細い針のような繊維として走り、その中で濃い青のサファリンが塊として浮かぶ──三つの鉱物が同じ石の中に共生している個体。
シリマナイトとサファリンは、地下深くの900℃近い超高温・高圧下でしか形成されない、高度変成岩の指標鉱物として知られている。
そこにマグネシウムとアルミニウムを含むコーディエライトが加わることで、線・面・塊が織りなす独特の景色が生まれる。
珠ひとつの中に閉じ込められているのは、地殻の底で起きた極限の熱と圧力の記憶そのもの。
【ブルーストロベリークォーツ】
水晶の中に、レピドクロサイト(鱗鉄鉱)の微細な結晶が濃い藍色の針として取り込まれた石。
「ストロベリー」と名がつくのは赤い同種の石に由来する流通名で、この個体はその名に反して深い青を湛えている。針の走り方は珠ごとに異なり、同じ滲み方をする青はふたつとない。
【アクアマリン】
ベリル(緑柱石)グループの一種で、淡い水色は微量の鉄イオンによる発色。
白くもやのかかった部分は、結晶の成長途中に取り込まれた微細な気泡や液体の包有物が光を散乱させたもので、透明な青の中に霧のような層を生んでいる。
◆ サイズ
内径:約16cm(ゴムテグス使用)
手首15〜16cmの方におすすめです。
◆ 梱包について
・簡易ラッピングでお届けします。
◆ ご注意
・天然石には個体差があります。
・写真と実物の色味が異なる場合があります。
―― 零結の記
◆ 石たちの物語
天然石を組み合わせたブレスレットです。
組まれた石の景色を【小景の記】と題して物語を結んでいます。
◆ 今回の主人公【サファリン コーディエライトinシリマナイト】
── 白い霧のようなコーディエライトの中に針のようにシリマナイトが入り、
深い蒼色のサファリンが奥行きのある景色を添えてくれています。
◆ 連作【贋作の存在証明】
サファリンは、サファイアに似ていることから名付けられた鉱物です。
「False Sapphire(偽サファイア)」という通称を持ちながら、実際には本家サファイアよりも産出量の少ない希少な石。
「贋作」と呼ばれ続けた存在が、自分自身として在ることを証明する——そんな作品たちです。
◆ 使用している石と大きさ
・サファリン コーディエライトinシリマナイト:14mm
・ブルーストロベリークォーツ:12mm
・アクアマリン:12mm
※それぞれの石の景色は個体差があります。
天然石特有のクラック・内包物・色ムラがございます。
◆ 小景の記
人知れぬ山があった。その蒼白の山肌を、対岸の見えぬ湖がそのまま映していた。
水は山を真似たのではない。ただ、山がそこに在るという事実を、もうひとつの蒼として返しただけだ。
やがて湖の面に、細い裂け目が幾筋も走った。凍てた水が、自らの内に山の重さを受けとめきれず、白い罅となって声をあげたのだ。
それでも湖は山を手放さなかった。割れた氷の一片ずつにも、ちゃんと小さな蒼が宿っていた。
山は、自分が湖に映っていることを知らない。けれど湖は知っている──映すものがなければ、この水はただの水だったと。
◆ 鉱物メモ
【サファリン コーディエライト in シリマナイト】
コーディエライトの淡い青灰の地に、シリマナイトが細い針のような繊維として走り、その中で濃い青のサファリンが塊として浮かぶ──三つの鉱物が同じ石の中に共生している個体。
シリマナイトとサファリンは、地下深くの900℃近い超高温・高圧下でしか形成されない、高度変成岩の指標鉱物として知られている。
そこにマグネシウムとアルミニウムを含むコーディエライトが加わることで、線・面・塊が織りなす独特の景色が生まれる。
珠ひとつの中に閉じ込められているのは、地殻の底で起きた極限の熱と圧力の記憶そのもの。
【ブルーストロベリークォーツ】
水晶の中に、レピドクロサイト(鱗鉄鉱)の微細な結晶が濃い藍色の針として取り込まれた石。
「ストロベリー」と名がつくのは赤い同種の石に由来する流通名で、この個体はその名に反して深い青を湛えている。針の走り方は珠ごとに異なり、同じ滲み方をする青はふたつとない。
【アクアマリン】
ベリル(緑柱石)グループの一種で、淡い水色は微量の鉄イオンによる発色。
白くもやのかかった部分は、結晶の成長途中に取り込まれた微細な気泡や液体の包有物が光を散乱させたもので、透明な青の中に霧のような層を生んでいる。
◆ サイズ
内径:約16cm(ゴムテグス使用)
手首15〜16cmの方におすすめです。
◆ 梱包について
・簡易ラッピングでお届けします。
◆ ご注意
・天然石には個体差があります。
・写真と実物の色味が異なる場合があります。
―― 零結の記