forest flower ring 4 （ラピスラズリ）

※こちらの作品は受注制作です。完成、発送までか2週間〜2ヶ月ほどいただいております。 詳しい納期はお問い合わせ下さい。 花のモチーフのリングに貴重な天然鉱石ラピスラズリの顔料を施しました。 この顔料は別名「フェルメールブルー」と呼ばれていて、名画「真珠の耳飾りの少女」のターバンのブルーにも、この顔料が使われています。 当時は金に匹敵する価値があり、今でもとても貴重で高価な顔料です。 革を細かく立体的にカットしてゆき、その1枚1枚を花びらに見立て丁寧に磨き、さらにこのラピスラズリの顔料を数回塗り重ねて制作しています。 革という天然素材には、やはり天然の素材で着色をしたいと思い、ラピスラズリの美しい発色を生かせるように着色の研究を重ね、完成しました。 キラキラとした粒子感も残っていて、美しく仕上がりました。 近年、私自身、自然の森や山にとても心を惹かれるようになりました。自然の中に身を置くと何とも言えない安らぎを感じます。 「牛の革でつくった植物のようなもの」このforest flower のシリーズは、いつしか私の中で、そんな自然を象徴するアイテムとして位置付けられるようになりました。 　このリングを身につけたとき、自然の雄大さや奥深さ、安らぎなどを少しでも身近に感じていただけたら嬉しく思います。 このforest flowerの制作のお話。 コラム "forest flower" https://da61.net/column/forest-flower/ こちらもぜひお読みください。 【サイズ】 花のモチーフの径　約21mm 　　　　　　　高さ　約13mm リングサイズ　3〜30号 3号〜30号、お好みのリングサイズでおつくりします。 注文時に号数をお知らせください。 ゲージで計測して検品しておりますが、革の伸縮する性質上、金属のリングほどの精度はありません。ご了承ください。 シンプルな黒いボックスに入れてお届けいたします。 これまで、D.A.61 leather works では革の廃棄をできるだけ少なくするために「avoid note」と称した取り組みを行ってきました。キズやシミをそのまま生かした製品や、革の端の部分を使用してつくった製品などです。その取り組みの一つとしてできたのがこのリングです。 バッグなどをつくったときにどうしても出てしまう小さな端材、その中でも革の繊維の詰まった上質な部分を使用して製作しています。 D.A.61 leather works による「avoid note」という取り組みについて書いたコラム。 コラム "新たな試み" https://da61.net/column/1-2/