アイスに座ってのんびり

これはバックチャームにもなる壁飾りです。 苺味のアイスにチョコレートがかかって、とろりと溶けはじめているコーンアイスをモチーフにしました。 アイスって、まん丸のかたちやコーンの三角だけだと「ただの図形」になってしまうけれど、そこに“今まさに溶けていく瞬間”を入れると、一気にアイスらしさが伝わる気がします。 アイスクリームの可愛さは、完璧に整った形よりも、ちょっと不完全で今にも落ちそうな“はかない一瞬”。 その「とけてしまう前の甘い時間」を思いながら、この作品を縫いました。 女の子とくまが、顔を寄せ合って内緒のお話をしている姿をモチーフにしました。 ただ並んでいるだけでは「ふたり」だけれど、耳を近づけて秘密を分け合う瞬間にこそ、女の子とくまの特別な物語が生まれる気がします。 その姿は、まるでとけかけのアイスのように儚くて、一瞬で過ぎてしまうもの。 だからこそ、今この時だけの“愛しい時間”を思いながら、この作品を縫いました。 ※本体のみ販売です。