サイズ:19.8cm×高さ2.9cm(個体差有)
江戸中期-末期(1700年代後期)
*当方修理費負担にて高台裏の穴埋めを生漆で成形しました。
=修理代金は価格に含まれておりません。
とても使いやすい染付のメイン皿です。
様々な料理に対応する大きさで毎日使える骨董品としてお薦めいたします。
中央にはデフォルメされた松竹梅文様。
その縁には白抜き技法で施された輪郭がお皿を引き締まった印象に整える効果があり優れたデザイン性を感じていただけるかと思います。
着物でいうところの帯のような役割を果たす縁の更に周囲には献上品として重宝された鍋島の宝尽文様に大輪の花が白抜きによって描かれております。
白抜きとは下地の色を残し呉須により絵付けが施された技法で日本画の水墨画から伝わる高度な技法です。
水墨画でも和紙の白地を活かして龍や草花が描かれているのをご覧になられたことも多いかと思います。
葛飾北斎が描く富士山の雪部分は、この白抜き技法で描かれております。
機会がありましたら美術館の鑑賞時にご覧ください。
古くは中国から伝わる技術ですが日本独自の表現を見事に開花させた江戸時代中期の作。
ご覧の皿を手がけた絵師も巧みに技術を注ぎ込んで仕上げております。
<以下、修理箇所のご説明>
裏側にあった穴は表面にまで達しておりませんでしたが、生漆にて塞ぎました。
骨董初心者の方には馴染みのない灰かぶりの跡が2枚、表面にございましたので、こちらも生漆で塞ぎました。
そして釉薬がはじいてのっていない箇所がございます。
こちらは総じて骨董品の中では傷とはカウントされないのですが、初めて手に取られる方はキズのように感じるかと思います。修理は施しておりません。
骨董品には良くみられるものなので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
1枚には高台の中央に盛り上がった箇所がございます。
こちらは重ね焼きの跡の為、骨董品では傷としてカウントされません。
敢えて、このままの状態が好ましい時代鑑定を行う場合のポイントとなります。
(当方で修理の必要性を感じたものは予め修理費無料で行い商品欄に掲載し当方修理費負担でご案内しております)
*表面には古傷が入っております。使用時にナイフなどを使用された際についた傷かと思われますが、骨董品全般的によくある引っ掻きの為、傷としてカウントしておりません。
又、高台にざらつきがございます。
漆のお盆には適さない時代物です。
布などのランチョンマットを敷いてお使いいただけましたらテーブルに傷がつかないので工夫されてみてください。
他のお皿は作られた時代にもよりますが、然程、高台にザラつきがあるものは少ないのですが、こちらは荒いザックリとした作りになっております。
=1枚は高台のザラつき箇所に漆をコーティングしました。
骨董品に慣れておられる方でしたら「この程度は気にも留めない」ぐらいの感覚です。
5枚現存の貴重なお皿です。
骨董蒐集に馴染みのない方は、こちらを骨董デビューにされると呉須の色や手にした際の質感から時代鑑定を記憶しやすくはなります。
しかし、ザックリとした素朴な作りですので、こちらは好みとはなりますが、高台部分のザラつきは許容範囲の方と拒否される方で分かれるお品物です。
竹製の巻物ランチョンマットや布、無垢の盆を敷いてお楽しみください。
料理は肉、魚、季節の野菜、煮魚・刺身、パスタにハンバーグ、様々な用途に適しております。
味のある風合いの日常的に使えるお皿をお探しでしたら、ご検討ください。
*バラ売り不可
*骨董初心者の方にも傷ではない箇所の判断基準にご納得いただけるよう多少お安くしております。
*高台裏の中央部分の穴=2枚と、表面の釉薬が弾かれている箇所を生漆により成形しております。本来でしたら気にならない箇所ではございましたが、初心者の方でも安心してお使いいただける状態にしてお届けすることにいたしました。
*釉薬が弾かれている表面は1枚です。
サイズ:19.8cm×高さ2.9cm(個体差有)
江戸中期-末期(1700年代後期)
*当方修理費負担にて高台裏の穴埋めを生漆で成形しました。
=修理代金は価格に含まれておりません。
とても使いやすい染付のメイン皿です。
様々な料理に対応する大きさで毎日使える骨董品としてお薦めいたします。
中央にはデフォルメされた松竹梅文様。
その縁には白抜き技法で施された輪郭がお皿を引き締まった印象に整える効果があり優れたデザイン性を感じていただけるかと思います。
着物でいうところの帯のような役割を果たす縁の更に周囲には献上品として重宝された鍋島の宝尽文様に大輪の花が白抜きによって描かれております。
白抜きとは下地の色を残し呉須により絵付けが施された技法で日本画の水墨画から伝わる高度な技法です。
水墨画でも和紙の白地を活かして龍や草花が描かれているのをご覧になられたことも多いかと思います。
葛飾北斎が描く富士山の雪部分は、この白抜き技法で描かれております。
機会がありましたら美術館の鑑賞時にご覧ください。
古くは中国から伝わる技術ですが日本独自の表現を見事に開花させた江戸時代中期の作。
ご覧の皿を手がけた絵師も巧みに技術を注ぎ込んで仕上げております。
<以下、修理箇所のご説明>
裏側にあった穴は表面にまで達しておりませんでしたが、生漆にて塞ぎました。
骨董初心者の方には馴染みのない灰かぶりの跡が2枚、表面にございましたので、こちらも生漆で塞ぎました。
そして釉薬がはじいてのっていない箇所がございます。
こちらは総じて骨董品の中では傷とはカウントされないのですが、初めて手に取られる方はキズのように感じるかと思います。修理は施しておりません。
骨董品には良くみられるものなので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
1枚には高台の中央に盛り上がった箇所がございます。
こちらは重ね焼きの跡の為、骨董品では傷としてカウントされません。
敢えて、このままの状態が好ましい時代鑑定を行う場合のポイントとなります。
(当方で修理の必要性を感じたものは予め修理費無料で行い商品欄に掲載し当方修理費負担でご案内しております)
*表面には古傷が入っております。使用時にナイフなどを使用された際についた傷かと思われますが、骨董品全般的によくある引っ掻きの為、傷としてカウントしておりません。
又、高台にざらつきがございます。
漆のお盆には適さない時代物です。
布などのランチョンマットを敷いてお使いいただけましたらテーブルに傷がつかないので工夫されてみてください。
他のお皿は作られた時代にもよりますが、然程、高台にザラつきがあるものは少ないのですが、こちらは荒いザックリとした作りになっております。
=1枚は高台のザラつき箇所に漆をコーティングしました。
骨董品に慣れておられる方でしたら「この程度は気にも留めない」ぐらいの感覚です。
5枚現存の貴重なお皿です。
骨董蒐集に馴染みのない方は、こちらを骨董デビューにされると呉須の色や手にした際の質感から時代鑑定を記憶しやすくはなります。
しかし、ザックリとした素朴な作りですので、こちらは好みとはなりますが、高台部分のザラつきは許容範囲の方と拒否される方で分かれるお品物です。
竹製の巻物ランチョンマットや布、無垢の盆を敷いてお楽しみください。
料理は肉、魚、季節の野菜、煮魚・刺身、パスタにハンバーグ、様々な用途に適しております。
味のある風合いの日常的に使えるお皿をお探しでしたら、ご検討ください。
*バラ売り不可
*骨董初心者の方にも傷ではない箇所の判断基準にご納得いただけるよう多少お安くしております。
*高台裏の中央部分の穴=2枚と、表面の釉薬が弾かれている箇所を生漆により成形しております。本来でしたら気にならない箇所ではございましたが、初心者の方でも安心してお使いいただける状態にしてお届けすることにいたしました。
*釉薬が弾かれている表面は1枚です。