ジャンクジャーナル Ladies Memoir2

ご覧いただいてありがとうございます。 ジャンクジャーナル Ladies Memoir(レディース　メモワール)になります。@sam_poole_designsさんのキットを使いました。 若かりし頃の学友たちと。四姉妹で。結婚して子供と。奥様仲間と仕事場で。綺麗に髪をアップにしてお洒落をして。一人で少し物憂げに。 など、レディ、ご婦人たちの記憶、想い出が詰め込まれた写真が並んでいます。19世紀のご婦人たちはどんなことに心を奪われていたのでしょう。何人かで集まったときはやはり子供や殿方のうわさ話がささやかれていたのでしょうか？何か少し思い詰めているような、何とも言葉で言い難い思いにとらわれているような、そんな様子に見えてしまうのは考えすぎでしょうか？ 黒いレースのドレスを着たかすかに微笑む婦人のカルト・ド・ヴィジットが一枚入っています。フランスから購入しました。 カルト・ド・ヴィジットとは19世紀後半から20世紀初頭にかけて流行した肖像写真のことで名刺サイズの厚紙に貼り付けられています。ポストカードは子供や美しい女性がほとんどですが、こちらは貴族、軍人、子供、家族など日常的なカード写真で当時のファッションや生活振りをうかがい知る貴重な写真となっています。25枚で30フランぐらいだったそうですが今でいうと1フラン1000円くらいなので30000円くらい。手が出ない価格ではありませんがそこそこのお値段だったので服装もそれなりにお洒落で比較的裕福な人々のものだったようです。コレクターの多いアイテムです。 表に不朽の写真、A.リュミエールとあり、初めて映画を発明したフランスのリュミエール兄弟のリュミエール研究所がリヨンにあったので、その研究所の誰かが撮ったものかもしれません。パレロワイヤル館の文字が見えるので王宮かその近くにあったのかもしれないということです。住所も書いてます。 14.5✕10 淑女の名刺=コーリングカードはバラのクロモスで、"一言一行でも気にかけている人から贈られる言葉はなんて嬉しいんでしょう"的なことが英語で書かれていて、クロモスをめくると手書きで名前が書いてあります。こちらはアメリカから。 クロモカードは、窓から釣り瓶のようなものに縄をかけて釣り上げようとしてる子供とそれを見守る女の子に対してしつこい、という表現をしています。 当時パリにあったヴィル・デ・テルヌ百貨店の宣伝が裏に書かれています。 その他には、マッチラベル、ワインの封緘ラベル、フランスアジェンダ、アルマナックのページ、シガレットカード、レースサンプル、ファブリックサンプル、アンティークポストカード("あなたの友人エディスからキスを送ります")などが入っています。 小さいですがとても雰囲気のあるジャーナルです。 ハンドメイドと古い紙ものにご理解いただきますようお願いいたします。 何かわからないことがありましたら遠慮なくおたずねください。 発送は開いた状態でネコポスになります。ご了承ください。 最後まで読んでいただいてありがとうございました。よいご縁がありますように。