No.045 部分練り込みデミタスカップ「炎芯雪うずら」、約125cc

練り込みとしのぎの技法を組み合わせたコーヒーカップです。 白土と黒土を練り合わせていますが、その模様をカップの半分ほどに抑えました。 模様のある部分と素地の白土部分が大きく二分され、ひとつの器に異なるふたつの表情が共存しています。 さらに、カップの側面全体には、サボテンの金剛丸をモチーフにしたピラミッド状の模様を彫り込んでおり、独特な立体感を楽しめます。 外側には「貫入性志野」という釉薬を使用。 貫入と、黒土の上に浮かぶ小さな凹凸が、まるで永く風雪に晒されてきたかのような風合いを生み出しています。 内側には「赤結晶」という釉薬を施しました。 ゆらめく深紅の色彩は、雪の中に灯る「炎の芯」を思わせます。 外側の練り込み模様が、雪景色にたたずむうずらの姿を連想させることと合わせ、銘を「炎芯雪うずら」としました。 手びねりで成形しているため、形にはやや歪みがありますが、それもまた一点物ならではの味わいとしてお楽しみください。 ■サイズ 直径：約8.0cm (取っ手を除く)、約10.5cm (取っ手を含む) 高さ：約5.5cm 容量：約125cc (8割注水時) 重さ：167g ■Instagramで動画もご覧いただけます https://www.instagram.com/p/DJuMUP-zRsZ/ ■作品について ・作品の一部に釉薬のムラや小さな穴（ピンホール）がありますが、全体の美しさを損なうものではありません。 手びねりで成形しているため、形にはやや歪みがありますが、それもまた一点物ならではの味わいとしてお楽しみください。 ご理解の上、ご購入を検討していただければ幸いです。 ■お取り扱い上の注意 ・テーブルとの接地面は研磨しておりますが、気になる場合は念のためランチョンマットなどを敷いてご使用ください。 ・陶器は吸水性がありますので、使用ごとに少しずつ風合いが変化します。この変化も陶器の魅力としてお楽しみいただければ幸いです。 ・ご使用後は汚れをすぐに落とし、よく乾燥させてから収納してください。 ■お問い合わせ 作品に関するご質問がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。 手作業ならではの温かみと、個性あふれるデザインをぜひ日常に取り入れてみてください。