作品説明
おてんばでお母さんが大好きなお姫様 クゥ。
フルオーダーのおしりドールです。
★クゥについて★
身長14.5cmほど(王冠含む)りんごのセプター14cmほど
---------
★クゥのちいさなおはなし★
クゥの棲む国では赤い果物であふれています。その昔、太陽の力強いエネルギーと暖かさを求めて移り住んだ人々が持ち寄った小さな種から、あらゆる果物が育ちましたが不思議とどれも太陽のように赤い色だったのでした。そしてその赤い果物を取り入れた洋菓子が、この国では盛んに作られるようになりました。クゥはその国の小さなプリンセスでした。
いつものように「お姫様らしくあるため」のお稽古やお勉強をこっそり抜け出して城外へ出ると、青々と茂るりんご畑に迷い込んで花冠を作って遊んでいました。遠くに見える自分の棲むお城は光に反射してより美しく見えましたがクゥにとっては少し窮屈でした。豪華な調度品のぴかぴかに光る金色の猫足よりきらきらで暖かい太陽のほうが好きでした。クゥは自分の赤い靴を見ました。草むらに投げ出された足元とみずみずしい草の緑の色合いが、クゥは得難い自由の象徴に思えました。
風に耳を傾けていると、いつの間にか眠ってしまっていたようです。クゥの頬に冷たい雫が落ちてきて目を覚ましました。慌てて城内へ戻ろうと走り出した刹那、激しい閃光がクゥの目を鮮やかに照らし、大きな雷が後ろのりんごの木を裂きました。恐ろしくなったクゥは花冠を投げ出し、城壁に面した裏口に逃げ込みます。クゥの緑色の瞳は涙でいっぱいでした。身も心もぐちゃぐちゃになった気分です。
すると、どこからか甘く良い香りがしてきてクゥは誘われるがままに地下へ降りて行きました。オレンジの柔らかい色のランタンに照らされた厨房でした。ほくほくの湯気が甘い香りを含んでクゥの体を温めます。あわただしく皿が運ばれる調理台の上には、ディナーの品々。どうやらとっておきの食後のスウィーツが出来上がったようです。薔薇の花弁が添えられたアップルパイは美しく照り、上には生クリームがたくさん…
クゥは思わず一皿を持ちだし、調理台の下に隠れて頬張りました。甘くて柔らかい生クリームは、アップルパイの熱で少し温まっています。ふわふわで優しい味わいに、大好きなお母さんを思い出しました。ほんの少し安心に泣いて、こぼれた涙もそのままに、クゥは少し、そこで目を閉じました。
おてんばでお母さんが大好きなお姫様 クゥ。
フルオーダーのおしりドールです。
★クゥについて★
身長14.5cmほど(王冠含む)りんごのセプター14cmほど
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★クゥのちいさなおはなし★
クゥの棲む国では赤い果物であふれています。その昔、太陽の力強いエネルギーと暖かさを求めて移り住んだ人々が持ち寄った小さな種から、あらゆる果物が育ちましたが不思議とどれも太陽のように赤い色だったのでした。そしてその赤い果物を取り入れた洋菓子が、この国では盛んに作られるようになりました。クゥはその国の小さなプリンセスでした。
いつものように「お姫様らしくあるため」のお稽古やお勉強をこっそり抜け出して城外へ出ると、青々と茂るりんご畑に迷い込んで花冠を作って遊んでいました。遠くに見える自分の棲むお城は光に反射してより美しく見えましたがクゥにとっては少し窮屈でした。豪華な調度品のぴかぴかに光る金色の猫足よりきらきらで暖かい太陽のほうが好きでした。クゥは自分の赤い靴を見ました。草むらに投げ出された足元とみずみずしい草の緑の色合いが、クゥは得難い自由の象徴に思えました。
風に耳を傾けていると、いつの間にか眠ってしまっていたようです。クゥの頬に冷たい雫が落ちてきて目を覚ましました。慌てて城内へ戻ろうと走り出した刹那、激しい閃光がクゥの目を鮮やかに照らし、大きな雷が後ろのりんごの木を裂きました。恐ろしくなったクゥは花冠を投げ出し、城壁に面した裏口に逃げ込みます。クゥの緑色の瞳は涙でいっぱいでした。身も心もぐちゃぐちゃになった気分です。
すると、どこからか甘く良い香りがしてきてクゥは誘われるがままに地下へ降りて行きました。オレンジの柔らかい色のランタンに照らされた厨房でした。ほくほくの湯気が甘い香りを含んでクゥの体を温めます。あわただしく皿が運ばれる調理台の上には、ディナーの品々。どうやらとっておきの食後のスウィーツが出来上がったようです。薔薇の花弁が添えられたアップルパイは美しく照り、上には生クリームがたくさん…
クゥは思わず一皿を持ちだし、調理台の下に隠れて頬張りました。甘くて柔らかい生クリームは、アップルパイの熱で少し温まっています。ふわふわで優しい味わいに、大好きなお母さんを思い出しました。ほんの少し安心に泣いて、こぼれた涙もそのままに、クゥは少し、そこで目を閉じました。