【影の宮廷・第八章】《茨の王座（The Thorned Throne）》

それは「神聖な処刑」の首飾り。 選ばれたのではない。愛されたのでもない。 ただ、名を呼ばれた者—— 茨の冠を戴くことを許された者だけが、この首飾りをつけるのだという。 漆黒のクリスタルは、忠誠と裏切りを写す鏡。 そこに一つひとつ丁寧に並んだスパイクは、まるで儀式の釘。 沈黙と服従を誓わされた者の、記憶の棘でもある。 愛と支配。聖性と毒。 その狭間に身を置く者が、自らの首にこの飾りを結ぶとき、 それは祝福となるのか、呪いとなるのか。 ——それを決めるのは、身につけたあなた自身です。 ────── こちらは「影の宮廷」シリーズの第八章として展開される、ダークで荘厳なチェーンメイルチョーカー。 手仕事で組んだ金属の輪を重ねた立体的な構造は、まるで王冠のような存在感を放ちます。 素材は真鍮を基調とし、中心には光沢のあるブラッククリスタルを配置。 その間に鋭く光るスパイクパーツを整然と配することで、「神聖なる処刑具」や「戴冠式の茨」を思わせるような、荘厳で静かな暴力性を含むデザインに仕上げました。 ゴシック、フェアリーグランジ、Y2K、あるいはモードスタイルの首元に、強烈な存在感を添える一品です。 チョーカータイプのため首回りにしっかりと寄り添い、厚みのある金属の重みとともに、まるで儀式の鎖を纏うような感覚を楽しんでいただけます。 アジャスターの先には十字架のチャームと小さなオニキス（天然石）を添え、背中側にもほんの少しの遊び心と余韻を。 ────── ■素材： ・真鍮製丸カン（シルバー） ・ブラッククリスタル ・金属製スパイクパーツ ・十字架チャーム（シルバー） ・オニキス（天然石）ほか ■サイズ： ・全長（金具込み）約38cm ・アジャスター約5cm ・重さ 約53.2g ※カニカンフックは回転式のため、装着後にチョーカーの角度を微調整できます。 ※金属のパーツが多く、しっかりとした重量感があります。首に程よい重みと装着感を求める方におすすめです。 ※強くひっぱったり落としたりすると、パーツの歪みやビーズの破損につながる恐れがあります。取り扱いにはご注意ください。 ────── 荘厳な静寂、儀式のような緊張感、そして抗いがたい美しさ。 影の宮廷に捧げるこの「誓約の棘」を、あなたの首元へ。