木彫りのネックレス　バンザイラッコ

木工所などから購入した端材でバンザイするラッコを彫りました。 ワックスコードとウッドビーズでナチュラルな雰囲気のネックレスに仕上げています。 モチーフのラッコはのこぎりで大まかなカットをした後、1匹ずつ丁寧に彫り上げています。 顔や毛色はウッドバーニングで表面を焼いて表現しています。 最後の仕上げとして蜜蝋クリームで表面を保護しています。 木の質感は残しながらも水や汚れをつきにくくし、木目も際立ちます。 （完全撥水ではありません。経年変化で弱まりますので、濡れたり汚れた場合はすぐに柔らかい布で拭き取ってください。） ラッコは年齢を重ねるとグレーだった体毛がだんだん白くなっていくのですが、この子は胸元までだいぶ白め。 推しラッコのメイちゃんをイメージしました。 (メイちゃんは三重県の水族館で飼育されている2024年現在国内最高齢のラッコです) 4のカワニナは木目が特徴的でそのまま残したいと思いお顔や毛色は焼かずシルエットのみで仕上げています。 木を味わいたい方には特におすすめです。 1匹ずつ木目や彫り跡が違う唯一無二のものとなっております。 名前と番号をつけておりますのでオプションよりお選びください。 ぜひじっくりご覧いただきあなたにとって最高の1匹をお迎えくださいね。 ちなみにラッコは貝の名前から名付けました。 <使用樹種>　ひのき <サイズ>　モチーフ　約3.0×7.0cm　　 　　　　　紐の長さ(上下のウッドビーズ間の長さ):約48cm(上部のウッドビーズで調節できます) ＊＊ここからは作品説明というより作家個人がラッコについて思うことを語っています。 お時間ある方、ラッコ好きな方、動物好きな方、どんな人が作っているか気になる、という方はお読みいただけると幸いです。動物の知識についてはまだまだ勉強中ですのであくまで一個人の考えとしてご覧ください。＊＊ ラッコは2024年現在、水族館で飼育されているのは2か所、3計頭だけとなっています。 昔は水族館のアイドルとしていろんな場所で飼育されていたそうですが輸入規制、飼育下での繁殖能力の低下などにより個体数が減少していったそうです。 そしてラッコは寒さから身を守るため大食漢。 かつアワビやウニ、カニなど人間にとっては高級食材を食べるので餌代の高さからラッコ飼育を継続できないと判断したところもあるようです。 現在飼育されている3頭は高齢、血縁関係が理由で繁殖はできないと言われており、そう遠くない未来に日本の水族館からはいなくなってしまうのだろうなと寂しく思っています。 少し暗くなってしまったのでここからはラッコのかわいいポイントを。 ラッコはなんといっても仕草がかわいいなと思っています。 毛の生えていない手のひらを温めるために目や口元にあてる、毛づくろいでほっぺたをムニムニする、流されないように手をつないで寝る・・・ など挙げ始めたらキリがないくらいです。 赤ちゃんラッコをおなかの上にのせて浮かんでいる姿もかわいいですね。 芸能人の見分けはつかない私でも、現在飼育されているラッコ3頭の見分けがほぼつくくらいには大好きでたくさんの写真や動画を見ました。 どちらの水族館も私が住んでいる県からは遠く未だ行けずにいますが、会えなくなってしまう前に一度でいいから行きたいなと思っています。 ここまでご覧いただきありがとうございます。 ラッコのかわいさ伝わりましたでしょうか？ 木のラッコであなたの毎日に小さなほっこりを。