天然藍染の手袋

ラビットファー付きの白地の手袋フリーサイズをすくもという染料で手染めしています。 購入したときには色がどんなふうに染まるのかわからなかったのですが、手のひらの方は綿が多い素材で手の甲は暖かい素材であることがわかりました。 素材を水洗いして糊気や不純物を洗い落とします。 発酵した染料にドボンと全体を漬け込んで染めが始まります。縫製の箇所をしっかり引っ張りながら絞ってあげて素材を広げて空気に触れさします。 何度も同じ作業を繰り返し手染めすることでだんだん濃く染まってきます。 この時点ではファーの部分もしっかり染まっています。 目指す色合いまで染まったら、水洗いしてアクの色を洗い流します。 するととても綺麗な3色の手袋に染め上がりました。 すすぎをして軽く脱水して陰干しします。 乾いたら色が移らない加工して乾かします。 翌日水洗いして乾いたら完成です。 ファーの部分は日数が経過すると酸化して色が少しずつ変わっていきます。 使っていただく方に育てていただきたいと思って染め上げました。 横幅はおよそ8.5cm,ファーから中指先までおよそ22cmです。 クリスマスのプレゼント🎁にいかがでしようか？ 徳島産のすくもという真っ黒な土に見えるような染料をおよそ25年前から使ってさまざまな素材を手染めしております。 natural indigo dye sustainable dye すくも