タティングレース✳︎小菊のネックレス

小菊には裏表がなく、どちらから見ても真ん中に花芯の黄色が覗きます。 花弁の白いレースが2枚で黄色の丸いモチーフを挟んでいます。 実はこの黄色いモチーフ、中秋の名月を思って出来上がりました。 小ささが、本当に夜空を見上げた時に見る月のようで妙に気に入り、このモチーフを活かしたアクセサリーを作るに至りました。結果、ほとんど隠れてしまいましたが… 花弁の白いモチーフは、菊のたくさんな花びらを連想させるよう小さいながら細かいデザインにしました。 さらにレースが重なることで、奥行きの陰影も相まって、より込み入った印象に。 複雑で優美な菊の花、中でも可憐で親しみやすい小菊に近づくよう工夫しました。 菊の下に敷くお皿も、その工夫の一つ。 縁にデザインのあるアンティーク調の皿は、菊より一回り大きいので、額縁の効果により菊を引き立たせます。 菊はお皿に載せるだけ。飛び出す絵画のような立体感を狙いました。 菊は動いても大丈夫。 後ろにチラチラ見えるお皿には、大きさぴったりに作ったレースを敷き詰めましたから。 チェーンの長さは45cmです。 5cmのアジャスタが付いておりますので、最長50cmとなります。 チェーン部分はサージカルステンレス製。 皿は合金です。ペンダントトップがお洋服の上に出るよう着用されることをお勧めいたします。