安心の寸法

寸法は、結婚指輪の強度において最も重要な要素です。「幅」「厚み」が足りていない結婚指輪は簡単に変形します。 おおよそ半分くらいの方が「５年以内に結婚指輪の変形を経験する」というデータもあります。 職人の目線で販売されている結婚指輪を見ると、半分くらいの方が変形を経験するというのは、正直に言うと驚きはないです。それだけ弱い結婚指輪が溢れかえっています。 事実として、私たちは何度も変形した結婚指輪を見てきました。何回も修理をしてきました。例え、有名ブランドの商品であっても、デザインが素敵であっても、簡単に変形してしまっては質が高いとは言えません。 修理をすることで変形した指輪を直すことはできますが、一度変形してしまうと金属疲労のくせがついてしまい、再び変形するのは時間の問題です。 変形した結婚指輪の特徴は細くて薄い指輪ばかりで、最初から弱い指輪だったということです。 寸法による強度の考え方はとてもシンプルです。 「細いは弱い、太いは強い」 例えば、 「幅1.8mm、厚み1.3mm」の指輪より 「幅2.5mm、厚み1.7mm」の指輪の方が強いです。 素材の使用量が多く、体積、重量も大きいからです。 指輪のサイズや素材による強度の違いもあるので、一概に安心の寸法を言い切ることはできませんが、 私たちの基準では『幅2.0mm以下、厚み1.5mm以下』の指輪をお作りしていません。 例え、強度の高い「鍛造（たんぞう）製法」であっても細くて薄い指輪が弱いことには変わりありません。 鍛造（たんぞう）なので、「幅1.5mm、厚み1.0mmでも大丈夫」というブランドもありますが、おすすめは出来ません。 特に価格の安い結婚指輪には気を付けてください。 安い結婚指輪を実現するには、素材の使用量を減らす必要があります。そのため、細くて薄く、弱い指輪になります。そういった指輪は簡単に変形します。 例えば、プラチナ結婚指輪（ペア）10万円以下のような指輪です。 錬士では、末永く身に付けることができる結婚指輪をお届けしたいので、しっかりした強度の結婚指輪をおすすめしています。 《錬士のこだわり》 ◇安心の寸法 https://minne.com/items/37910550 ◇強度が高まる鍛造（たんぞう）製法 https://minne.com/items/37910530 ◇硬度の高い「素材」の厳選 https://minne.com/items/37910505 ◇明確な理論に基づいた滑らかな「つけ心地」 https://minne.com/items/37910379 《錬士について》 ◇工房・職人について https://minne.com/items/37909901