山のモラ（伝統模様）

モラは、何枚かの布を重ね、小さなハサミで切り込みを入れ、下の布のラインをいかして、糸で丁寧にまつって縫う独特の手縫いの手法です。 また、布と布の間に別の布で、アップリケ刺繍を施したり、色糸を巧みに操って、多種多様なステッチをあしらったりして、作品を完成させるものもあります。 モラの模様は、民族に古くから伝わる伝統模様だけでなく、鳥や魚、植物や人物など、ありとあらゆるモノをモチーフに、ユニークで独特なデザインをした模様が数多く見られます。 モラは、ミシンや編み機などの機械類は一切使わず、針と糸だけで仕上げる世界に一つだけの一点もの、まさに、ハンドメイドそのものです。 【作品について】 このモラは、パナマではよく見る伝統柄の模様です。山のような形をしているので山のモラと名付けました。 オレンジ色と黄色の山の中にトップのエンジとボトムの黒色で切り抜いた格子状の模様を丁寧に縫い込んでいます。 とても丁寧に布を切り抜いたり縫い込んだりしているクナ族の技術の高さに驚かされます。 どのように縫っているのかわかりませんが、かなり時間と労力のかかった一級品です。 （写真裏面の縫い方を見ればよくわかります） レイヤーは3枚（エンジ、黄色、黒色）の本格的なモラです。 パイピング仕上げにして、モラの周りを縫っていますので、インテリアやコレクション、額装やモラの参考資料など様々な用途に使用可能です。 しわや折りはアイロンで直ります。 ▪️素材　綿100％ ▪送料無料　 ▪納品書と領収書を同封します。