着物や帯を仕立てるときの手法に、切嵌(きりばめ)とか、裂取り(きれどり)と呼ばれる面白い仕立て方があります。
布を接ぎ合わせるパッチワーク、あるいはアップリケのように生地に載せて縫ったりして、それぞれの生地の文様が引き立てあうことを目論んでいるのです。
婆沙羅と呼ばれる鎌倉末期の、人目を惹きつけたい若者たちが考え出したらしいのですが、現代まで引き継がれているということは、趣味人の心を捉えた着物の転機の一つであったことはいうまでもありません。
中国から渡来した貴重な金襴(きんらん)や緞子(どんす)といった織物を名物裂(めいぶつぎれ)と呼んで、掛物の表装にしたり、茶入れの袋にしたのも室町時代から桃山時代。
小裂(こぎれ)を接ぎ合わせて独特な一枚を作り上げる、それは研ぎ澄まされた趣味性の表れであり、もったいない精神でもありますから、いつの世にも尊ばれたのです。
どうぞ、かっこいい若者を気取って、お部屋の中を闊歩していただきたいと存じます。
お洗濯について。
それぞれの生地のクリーニングは済ませて仕立てましたが、二つの生地の織り方が異なっておりますので、おうちでの洗濯より、プロの手にお任せになることをお勧めいたします。着物の取り扱いに詳しいクリーニング屋さんとご相談くださって、長くお召しいただけますよう。
着物や帯を仕立てるときの手法に、切嵌(きりばめ)とか、裂取り(きれどり)と呼ばれる面白い仕立て方があります。
布を接ぎ合わせるパッチワーク、あるいはアップリケのように生地に載せて縫ったりして、それぞれの生地の文様が引き立てあうことを目論んでいるのです。
婆沙羅と呼ばれる鎌倉末期の、人目を惹きつけたい若者たちが考え出したらしいのですが、現代まで引き継がれているということは、趣味人の心を捉えた着物の転機の一つであったことはいうまでもありません。
中国から渡来した貴重な金襴(きんらん)や緞子(どんす)といった織物を名物裂(めいぶつぎれ)と呼んで、掛物の表装にしたり、茶入れの袋にしたのも室町時代から桃山時代。
小裂(こぎれ)を接ぎ合わせて独特な一枚を作り上げる、それは研ぎ澄まされた趣味性の表れであり、もったいない精神でもありますから、いつの世にも尊ばれたのです。
どうぞ、かっこいい若者を気取って、お部屋の中を闊歩していただきたいと存じます。
お洗濯について。
それぞれの生地のクリーニングは済ませて仕立てましたが、二つの生地の織り方が異なっておりますので、おうちでの洗濯より、プロの手にお任せになることをお勧めいたします。着物の取り扱いに詳しいクリーニング屋さんとご相談くださって、長くお召しいただけますよう。
サイズ
丈 76㎝ × 裄(背縫いから袖先まで)68㎝
発送までの目安
2日
配送方法・送料
宅配便
0円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
追記のサイズ
袖丈 32㎝
袖口 15㎝
衿幅 上 5,5㎝
下 8㎝
紐の長さ 外紐 55㎝
内紐 33㎝