コイン精米所の山桜　Wild cherry blossoms at the rice mill.

早春の山里の精米所です。 雪はパウダー大理石でラメが入っているので、新雪のキラキラした感じがします。 溶けては凍りを繰り返した農面道路の轍は硬く凍って、水たまりができています。精米所の壁は跳ね返りで汚れがついています。 ジオラマの台座には木の温もりがあるようにしています。埃除けに特注のアクリルケースが付いています。 スケールは1/150サイズでフィギュアの身長が約１cm程度です。 ストーリー 春ですが、時々雪も降ります。精米所の駐車場の地面は雪溶けの水たまりでデコボコです。 日差しが暖かくなったので、犬を連れて近所のコイン精米所に軽トラで農家の人が来ました。 自宅と、ばあちゃんの家の分と２袋、10kgづつ精米します。 電柱にはカラスがいて米糠のおこぼれを待っています。。 精米の終わった米を荷台に積んでいたら、ふと花の香りがしました。 山桜が咲いていたのです。あと来週にはもう、葉が出て花が分からなくなってしまうでしょう。 そして新緑に埋もれて散ってしまうことでしょう。 冬枯れから春山に変わっていく、ほんの数日だけ見られる山桜の紫が買った白い花が私はとても好きなのです。 誰かに気づいてもらえたら桜も嬉しいことでしょう。 雪山はコントラストがくっきりして、木の葉がないので積もった雪と木の根元の地面がよく見えます。 精米所の中には精米器があります。 このジオラマは岩手によくある情景です。 小さなものなのでどこにおいても良く、裏側から林越しに精米所を見ても楽しいです。 風水的には精米所が西向きで桜の林は東になります。 ケースはUVカットのアクリルですが、直射日光は避けてください。 ジオラマを見ていると何故か「懐かしい思い出を語りたくなる」と言われます。 北国の早春に想いを馳せて見るのはどうでしょうか？ 作品は全て１点もので、ひとつひとつ土台から仕上げまで作ります。 https://youtu.be/2pbFeXEsQrQ