恋焦がれるあまり、体が赤くなった悪魔 エイリム。
フルオーダーのおしりドールです。
★エイリムについて★
身長17cmほど
★素材等★
手足、羽根が曲がり自立します。
素材は粘土/フェイクファー/ビーズ/ワイヤーなどです。
「ちいさなおはなし」を一緒にお渡しいたします。
---------
★エイリムのちいさなおはなし★
エイリムは人間をその魅力的な瞳で見つめ、
甘い言葉を投げかけて誘惑し、最後には地獄の底へ突き落すのが好きでした。
その日も変わらず人の心の隙間を見つけて入り込み、声をかけようと肩に登った時、
反対側の肩に白い衣が揺れているのを見ました。
人の獲物に手をつけるのは悪魔の中ではご法度です。
「おいおい、俺の獲物を横取りしようってんじゃ…」
睨みつけてやろうと覗き込んだエイリムは、驚きのあまりに肩から落ちました。
天使です!
天使が反対の肩に乗っかっていたのです。
心の隙を悪魔に狙われないように先回りしたようです。
姿を見られてしまっては何をされるかわかりません。
最悪、その神々しい光に照らされて塵に還ることになるでしょう。
気付いていないらしい天使は、
金色の柔らかそうな長い髪をゆるく三つ編みにして風に揺らしています。
グリーンの淡い瞳、小さい鼻、小さな唇は赤くつやがあります。
伏せられた瞼を繊細な羽根の様なまつげが縁取り、時折大きく見開いて心配そうに人間の顔を見上げています。
光に溶けてしまうほど白い羽根は畳まれています。
いまだかつてこれほど近くで天使を見たことがなかったエイリムは、
その繊細で柔らかそうな風貌に心を奪われました。ゴツゴツした子鬼や骸骨とは大違いです。
エイリムは胸の奥が熱く揺らぎ始めるのを感じました。
真っ黒な体は激しい気持ちに燃えて赤く変わって力が抜け、
ただただ彼女を見つめるばかりでした。
天使は人間に祝福のキスをして、空高く飛び去って行きました。
エイリムは地獄へ帰り眠れない夜を過ごしました…
あの彼女を想うと、耐えがたい幸福が彼の体を満たしました。
逢いたくて堪らず、エイリムは痛む胸を押さえながら、
退屈だった誘惑を熱心にするようになりました。
また、彼女に会えるかも…
と期待して。
恋焦がれるあまり、体が赤くなった悪魔 エイリム。
フルオーダーのおしりドールです。
★エイリムについて★
身長17cmほど
★素材等★
手足、羽根が曲がり自立します。
素材は粘土/フェイクファー/ビーズ/ワイヤーなどです。
「ちいさなおはなし」を一緒にお渡しいたします。
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★エイリムのちいさなおはなし★
エイリムは人間をその魅力的な瞳で見つめ、
甘い言葉を投げかけて誘惑し、最後には地獄の底へ突き落すのが好きでした。
その日も変わらず人の心の隙間を見つけて入り込み、声をかけようと肩に登った時、
反対側の肩に白い衣が揺れているのを見ました。
人の獲物に手をつけるのは悪魔の中ではご法度です。
「おいおい、俺の獲物を横取りしようってんじゃ…」
睨みつけてやろうと覗き込んだエイリムは、驚きのあまりに肩から落ちました。
天使です!
天使が反対の肩に乗っかっていたのです。
心の隙を悪魔に狙われないように先回りしたようです。
姿を見られてしまっては何をされるかわかりません。
最悪、その神々しい光に照らされて塵に還ることになるでしょう。
気付いていないらしい天使は、
金色の柔らかそうな長い髪をゆるく三つ編みにして風に揺らしています。
グリーンの淡い瞳、小さい鼻、小さな唇は赤くつやがあります。
伏せられた瞼を繊細な羽根の様なまつげが縁取り、時折大きく見開いて心配そうに人間の顔を見上げています。
光に溶けてしまうほど白い羽根は畳まれています。
いまだかつてこれほど近くで天使を見たことがなかったエイリムは、
その繊細で柔らかそうな風貌に心を奪われました。ゴツゴツした子鬼や骸骨とは大違いです。
エイリムは胸の奥が熱く揺らぎ始めるのを感じました。
真っ黒な体は激しい気持ちに燃えて赤く変わって力が抜け、
ただただ彼女を見つめるばかりでした。
天使は人間に祝福のキスをして、空高く飛び去って行きました。
エイリムは地獄へ帰り眠れない夜を過ごしました…
あの彼女を想うと、耐えがたい幸福が彼の体を満たしました。
逢いたくて堪らず、エイリムは痛む胸を押さえながら、
退屈だった誘惑を熱心にするようになりました。
また、彼女に会えるかも…
と期待して。