立体絵画「清水寺の舞台」（３D絵画）

作品は、京都市音羽山にある「清水寺の舞台」の立体絵画。 清水寺は音羽山で修業していた阪上田村麻呂が、賢心の殺生の教えに感心して、780年に寄進した事に始まり。都の町に近くで観音菩薩参りが手軽に出来たので、清少納言の頃から「騒がしい所」としてとても賑わってました。 本堂御本尊の建物は崖っぷちにあり、崖にせり出して建物が次第に拡張され舞台は構築。江戸時代には「観音様に命を掛けて飛び降りれば命は助かり願いがかなう」という信仰心から多くの人が飛び降りました。観音様の殺生の御利益か大半の人が生存しました。 作品は、古風な茶色系の清水寺本堂のある舞台の、空からの写実絵画。屋根と舞台だけを突き出して整形。 清水寺舞台の絵画を飾ざって、舞台から飛び降りるような決断をし、観音菩薩様から殺生の御利益を授かり願いもかなえられます。 工法は、耐久性に優れた樹脂粘土を材料に整形し研磨で表面加工、硬化と光沢の表面強化剤で装飾した、本格3Dの立体絵画。 作は山川工房の山川善作（裏に印）。立体奥行9cm、縦横30×40cm、重さ約1kg。