コーヒーの "粉"のおはなし

こんにちは。 ちょっと いいもの のピンクッションに興味をもっていただき、ありがとうございます。 ピンクッションの制作にあたり、コーヒーの粉を針の保存や錆止め、滑りをよくする油分をもたせるために使用しているのが特徴なのですが、このコーヒーの粉は"出涸らし100%"ではありません。 ピンクッションにするには油分が足りなくても多すぎてもいけません。 また、良いところでもあるのですが、珈琲の粉は湿気を吸収しやすいため、少しでも気を抜いて乾燥のさせ方が甘いと、ピンクッションの中でカビが生えてしまいます。 淹れる前のコーヒーの粉と、コーヒーを淹れたあとに写真のようにフライパンで炒ったり天日干ししたりして数日かけてよ〜く乾燥させたものとを、オリジナルの配合で混ぜています。 こうして出来上がったコーヒーの粉を、簡単には飛び散らないように工夫して容器につめこんでいます。 出来上がったピンクッションたちは、コーヒーのいい香りがしています。 さすがに部屋中に香るほどは強くないですが、お裁縫をするときや近くを通ったときに香ってくれるはずです。 あなたもおひとつ、いかがですか？ ピンクッションがお手元に届きましたら、どうぞ高温多湿を避けて、なるべく風通しの良いところでの保管をお願いします。 ながく針山として愛用していただけますように。 お部屋のインテリアとして飾っていただけますように。