4色の銘木(赤色のパドウク、黒いアフリカン・ブラックウッド、落ち着いた緑色のパロサント、白いソヨゴ(冬青))を市松模様状の寄木に組みました。これを楕円形に形を整えてピンクアイボリーの台上に◆◇の向きで配置しました。
パドウクはアジア産のカリンと似ていますが、アフリカ材(アフリカンパドウク)です。パドウクより若干赤みが強い感じです。伐採直後は鮮やかな赤色で時間とともに暗紫褐色になるようです。磨くと美しい光沢がでることから内装品や装飾品などに使われています。
アフリカンブラックウッドはグラナディラとも呼ばれ楽器などにも使用される木です。木質は極めて重硬で材面は緻密で均質で少々油分があるので磨くときれいな光沢が出ます。
パロサント(Palo santo)は、木材としては珍しい緑色をした木です。スペイン語で「聖なる木材」と呼ばれますが、アロマ用の香木パロサントとは別の科に属し異なるものです。 今回のパロサントはアルゼンチン・パラグアイ産のもので、甘い香りがする樹種です。油分も豊富で手触りもなめらかで高級家具や内装・装飾品などに用いられています。
ソヨゴは、モチノキ科の常緑樹ですが冬でも葉が青々と茂っていることから「冬青」と表記されることがあります。木材としては堅く緻密でそろばんの珠や櫛の材料にもなりますが、その特徴は何と言っても緻密でなめらかな材の白さにあります。樹木としてはそれほど珍しい木ではありませんが、材木市場には滅多に出荷されることがない状況をみると希少な材とも言えます。
これらの4つの鮮やかな色を交互に重ねて市松模様状の寄木にしています。台座に用いたピンクアイボリーは材の面がとても滑らかで象牙の手触りに似ていることから、「アイボリー(象牙)」という名前が付けられました。このピンク色は染色ではなく天然の木の色です。美しいピンク色が特徴の銘木です。ソヨゴの白さを活かすために、研磨は他の木の色が混じらないように丁寧に行っています。また、通常のオイル処理では色味が変化するので、今回は固形ワックスで処理した上でガラスコーティングを施しています。最終的にはビーズワックス・カルナバワックスを塗布して磨いています。
材料:
ソヨゴ、パロサント、アフリカン・ブラックウッド、パドウク、
ピンクアイボリー(台座)
ブローチ金具
サイズ: 縱 32mm、幅 50mm、 厚み 約8.5mm 重さ 9.1g
No.《 424 》
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○作者からのお願い
・作品はすべて一つずつ心を込めて手作りしています。
・自然の木を使っていますので、木の部分にはムラがあることがあります。
・天然の木の色には時を経ると変化するものもあります。
・それらも手作りの風合いだと思っていただける方にご購入いただければ幸いです。
・手作りですので機械的な正確性や大きさ・対称性を確保することが難しいことがあります。
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○お手入れについて
艶が無くなってきたり半年程度使用した後などは、乾性油のエゴマ油、亜麻仁油やクルミ油等を少し含ませた柔らかい布で拭いてください。これらがなければオリーブオイル等でも結構です。少し時間をおいて拭き取っていただけると艶・色が戻ります。
4色の銘木(赤色のパドウク、黒いアフリカン・ブラックウッド、落ち着いた緑色のパロサント、白いソヨゴ(冬青))を市松模様状の寄木に組みました。これを楕円形に形を整えてピンクアイボリーの台上に◆◇の向きで配置しました。
パドウクはアジア産のカリンと似ていますが、アフリカ材(アフリカンパドウク)です。パドウクより若干赤みが強い感じです。伐採直後は鮮やかな赤色で時間とともに暗紫褐色になるようです。磨くと美しい光沢がでることから内装品や装飾品などに使われています。
アフリカンブラックウッドはグラナディラとも呼ばれ楽器などにも使用される木です。木質は極めて重硬で材面は緻密で均質で少々油分があるので磨くときれいな光沢が出ます。
パロサント(Palo santo)は、木材としては珍しい緑色をした木です。スペイン語で「聖なる木材」と呼ばれますが、アロマ用の香木パロサントとは別の科に属し異なるものです。 今回のパロサントはアルゼンチン・パラグアイ産のもので、甘い香りがする樹種です。油分も豊富で手触りもなめらかで高級家具や内装・装飾品などに用いられています。
ソヨゴは、モチノキ科の常緑樹ですが冬でも葉が青々と茂っていることから「冬青」と表記されることがあります。木材としては堅く緻密でそろばんの珠や櫛の材料にもなりますが、その特徴は何と言っても緻密でなめらかな材の白さにあります。樹木としてはそれほど珍しい木ではありませんが、材木市場には滅多に出荷されることがない状況をみると希少な材とも言えます。
これらの4つの鮮やかな色を交互に重ねて市松模様状の寄木にしています。台座に用いたピンクアイボリーは材の面がとても滑らかで象牙の手触りに似ていることから、「アイボリー(象牙)」という名前が付けられました。このピンク色は染色ではなく天然の木の色です。美しいピンク色が特徴の銘木です。ソヨゴの白さを活かすために、研磨は他の木の色が混じらないように丁寧に行っています。また、通常のオイル処理では色味が変化するので、今回は固形ワックスで処理した上でガラスコーティングを施しています。最終的にはビーズワックス・カルナバワックスを塗布して磨いています。
材料:
ソヨゴ、パロサント、アフリカン・ブラックウッド、パドウク、
ピンクアイボリー(台座)
ブローチ金具
サイズ: 縱 32mm、幅 50mm、 厚み 約8.5mm 重さ 9.1g
No.《 424 》
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○作者からのお願い
・作品はすべて一つずつ心を込めて手作りしています。
・自然の木を使っていますので、木の部分にはムラがあることがあります。
・天然の木の色には時を経ると変化するものもあります。
・それらも手作りの風合いだと思っていただける方にご購入いただければ幸いです。
・手作りですので機械的な正確性や大きさ・対称性を確保することが難しいことがあります。
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○お手入れについて
艶が無くなってきたり半年程度使用した後などは、乾性油のエゴマ油、亜麻仁油やクルミ油等を少し含ませた柔らかい布で拭いてください。これらがなければオリーブオイル等でも結構です。少し時間をおいて拭き取っていただけると艶・色が戻ります。