怪しいヒトデの標本その二。（ワモンクモヒトデ）

インテリアとして飾れる、フェイクや本物の標本を完全手作業で作っています。 今回は、踊るような姿の奇妙なヒトデ 「ワモンクモヒトデ」の標本です。 この見るからに怪しげなヒトデは、名前の通り「クモヒトデ」の仲間です。 ヒトデには興味を惹かれる形のものがたくさんいますが 中でもこのクモヒトデの仲間は、丸っこい体からクネクネ伸びた細い腕が ちょっと邪悪な雰囲気で（別に邪悪な生き物ではないのですが） とても好きな種類です。 ワモンクモヒトデ（輪紋蜘蛛海星）は腕に綺麗に入ったシマシマ模様に 中央の星マークがユーモラスで可愛いです。 この素晴らしいヒトデを見栄え良く飾りたくて専用の標本箱を作りました。 乾燥したクモヒトデは細く伸びた腕がとても脆いので 見た目だけではなく保護の意味合いでも標本箱に入れるのがお勧めです 素材の魅力を半減させるホコリからも守ってくれます。 箱はそれぞれの素材に合わせサイズを決め、板を切りガラスをカットし・・・と 完全に手作業で作っています。 とてもいい雰囲気に綺麗に仕上がったと思います。 ほんのりアンティークっぽさのある標本箱を 是非机やコレクションケースに飾ってください。 標本箱は奥行きはあまりありませんが、縦横が割と大きいので サイズの確認をしてください。 ラベルには和名、学名、分類を記載しています。 画像の本は文庫本なので、大きさの参考にしてください。 箱のガラスは額部分を上にスライドすると開ける事が出来るので ヒトデを手に取る事が出来ますが、先端がとても脆いので出来れば箱から出さずに ケース内に収めたまま眺めるのがいいと思います。 取り出す際は、そっとゆっくり、ヒトデの中央を持ってください。 ガラスの開閉はヒトデそのものを押さえつけずに 綿を圧しながらゆっくりと行ってください。 なるべく整った物を選んでいますが 自然の物ですので落としきれない汚れ、傷、欠け、色むら等が有ります。 腕の先端部分に1箇所欠けがあります画像6枚目でご確認ください。 欠け有りですので完品をお探しの方にはお勧めできません。 だいぶ風にさらしましたが、独特の磯の香りがあります 時間の経過とともに段々薄れて行きますが、完全には無くなりません 仕様ですのでご了承ください。 こちらは画像の現物をお届けいたします。 画像の本、鉱物、ワモンクモヒトデ以外の標本等は撮影用の小物です 今回お届けするアイテムには含まれませんのでご注意下さい。 お届けするのは「ワモンクモヒトデ、標本箱」のみです。 ワモンクモヒトデサイズ：一番長い部分約14.5㎝中心部分約2.5㎝厚さ約5㎜ 材料：木材（アガチス、檜、）ガラス、綿、紙。 標本箱：H21.5㎝×W12.8㎝×D3.8㎝