アザミの指輪　「凛」　再販

アザミの指輪　「凛」 アザミの花言葉は 『独立』『報復』『厳格』『触れないで』『高潔』 少し怖い言葉もありますが、スコットランドの国花にもなっています。 日本の山や野には沢山咲いていて身近なお花です。 棘の多い葉や茎に守られている美しく妖艶な濃い赤紫の花びら、花びらや花芯のなんとも繊細な佇まいが 本当は傷付きやすい繊細な心を鋭い棘で守りながら 強い意志で大自然に立ち向かっている様に咲いています。 そんな凛とした姿を形にしたくて、何度も試作をしました。 細く繊細な花びらや花芯をどの様に表現したら近づくのだろうか？糸にレジンをコーティング？ワイヤーでどの様にすると細くなる？ 日々考え今回のデザインになりました。また花びらをどの様に並べる？重ね方は？頭の中で出来た形は実際にはとても難しく苦労しました。 産みの苦しみもあって大変思い入れがある作品に仕上がりました。 花びらは一枚一枚ワイヤーで型作り レジンでコーティング。 大、中、小の3種類のサイズと花芯、おしべはワイヤーをねじりレジンでコーティング それぞれを組み合わせ一輪のアザミを作りました。 ワイヤー成形もレジンコーティングも 一つ一つ手作業で仕上げて行くのですが、本来細かいちまちました作業は好きなので楽しみながら作る事が出来ました。アザミの花の形成も一枚一枚レジンで繋げていきます。 出来上がりを想像すると楽しみでどんどん作業が進みました。 出来上がったアザミには真鍮製のアンティークゴールドの飾り指輪の台座を選び、またさりげなく揺れる葉や赤紫の多面カットのガラスビーズ、円ビーズを添えました。 葉に使用したパーツは全体の雰囲気に馴染む様に 黒いカラーレジンでコーティングしました。 cカンで揺れる様に繋げていますが、リングを着用したさいは一定の位置で止まり、さほど遊びはありません。 とても繊細な作りで正直普段使いにはあまり向いていませんが特別な日の特別なアクセサリーとして選んで下さい。 モダンなお着物の指先にもピッタリです。 ワイヤーで花びらをお作りしていますので、ちょっとした力でも曲がります。元に戻す事も簡単ですが、何度も繰り返すと金属疲労で折れますので、丁寧に取り扱い下さい。 今出来る精一杯の技術で作りましたが、まだまだ満足してませんので、よりアザミに近づける様に進化させて行きたいと思っています。 他にもワイヤーワーク、ディップアートでお作りした季節のアクセサリーがございます。 雛菊ワイヤーフラワー〜イヤーカフ　片耳用(左) https://minne.com/items/33283703 麦mugi〜初秋〜 ワイヤーフラワーミニブローチ https://minne.com/items/33495747 雛菊〜ワイヤーフラワーイヤリング〜 https://minne.com/items/33101937