作品説明
ハンドメイド大賞2016
1816年に出版された、E.T.Aホフマン原作の「くるみ割り人形」の最大の謎、ドロッセルマイヤー青年の構造を形にしてみました。この童話のヒーロー、かっこよくてイケメンで歯が丈夫なドロッセルマイヤー青年は、くるみを噛み割るときに、自分の後ろ髪のお下げを引っ張らなくてはいけません・・・これは僕にとって、人生を左右した大きな謎でした・・・この青年の仕草を実際にくるみ割り人形にするとどうなるか?という点を現実化してみたのです。
素材と大きさ
厚さ15ミリのアクリル板を電動ノコで切り分け、滑車やテコにして5枚を重ねたものです。
高さ23センチ、奥行き17センチ、幅7.7センチ
使い方・特徴
開いた口の中にクルミを置き、後頭部の黄緑色のロープを引き伸ばすと、輪軸、滑車、テコと伝わって下あごが持ちあがり、クルミを割ります。割れてもなお実が取り出せないクルミもまたさらに割ることができます。
クルミは、洋グルミ(菓子クルミ)、和グルミ(オニグルミ)のどちらでも割れます。5歳の娘が扱えることを目標に改良し、2作目で一人で割って食べるようになり、さらに大きなクルミでも収まるように改良しました。これは3作目です。
口のところは、最大限閉じても大人の親指が通るくらいで、刃もついていますが刃先は丸くなまくらにしてあるので、怪我をしないようにしてあります。
生まれた背景
僕は小学5年から6年にかけての一時期、いじめによる不登校に陥っていて、心配した父が知り合いの家からリヤカーに載せて貰って来てくれた大量の少年少女向けの文学全集にのめりこみました。中でも、ホフマンの『くるみ割り人形』は何度も読み返しました。
約9ヶ月の間耐え抜いた結果、いじめていた集団から終了宣言を受け(!)、僕自身も多少、強くなっていたので無事に仲も回復し、その後40年に渡りこのあたりの記憶をまったく忘れていました。
小学生だった僕がその苦境を耐え抜くことができたのは、イケメンのドロッセルマイヤー青年ではなく、その叔父さんで、童話中のくるみ割り人形の製作者であり、ヒロインのマリーをもっとも理解してくれている人であり、ホフマン自身でもある、ドロッセルマイヤー叔父さんに強くあこがれたためです。
ちょうど200年前に、ホフマンがこの童話を出版してくれたことに感謝します。
ハンドメイド大賞2016
1816年に出版された、E.T.Aホフマン原作の「くるみ割り人形」の最大の謎、ドロッセルマイヤー青年の構造を形にしてみました。この童話のヒーロー、かっこよくてイケメンで歯が丈夫なドロッセルマイヤー青年は、くるみを噛み割るときに、自分の後ろ髪のお下げを引っ張らなくてはいけません・・・これは僕にとって、人生を左右した大きな謎でした・・・この青年の仕草を実際にくるみ割り人形にするとどうなるか?という点を現実化してみたのです。
素材と大きさ
厚さ15ミリのアクリル板を電動ノコで切り分け、滑車やテコにして5枚を重ねたものです。
高さ23センチ、奥行き17センチ、幅7.7センチ
使い方・特徴
開いた口の中にクルミを置き、後頭部の黄緑色のロープを引き伸ばすと、輪軸、滑車、テコと伝わって下あごが持ちあがり、クルミを割ります。割れてもなお実が取り出せないクルミもまたさらに割ることができます。
クルミは、洋グルミ(菓子クルミ)、和グルミ(オニグルミ)のどちらでも割れます。5歳の娘が扱えることを目標に改良し、2作目で一人で割って食べるようになり、さらに大きなクルミでも収まるように改良しました。これは3作目です。
口のところは、最大限閉じても大人の親指が通るくらいで、刃もついていますが刃先は丸くなまくらにしてあるので、怪我をしないようにしてあります。
生まれた背景
僕は小学5年から6年にかけての一時期、いじめによる不登校に陥っていて、心配した父が知り合いの家からリヤカーに載せて貰って来てくれた大量の少年少女向けの文学全集にのめりこみました。中でも、ホフマンの『くるみ割り人形』は何度も読み返しました。
約9ヶ月の間耐え抜いた結果、いじめていた集団から終了宣言を受け(!)、僕自身も多少、強くなっていたので無事に仲も回復し、その後40年に渡りこのあたりの記憶をまったく忘れていました。
小学生だった僕がその苦境を耐え抜くことができたのは、イケメンのドロッセルマイヤー青年ではなく、その叔父さんで、童話中のくるみ割り人形の製作者であり、ヒロインのマリーをもっとも理解してくれている人であり、ホフマン自身でもある、ドロッセルマイヤー叔父さんに強くあこがれたためです。
ちょうど200年前に、ホフマンがこの童話を出版してくれたことに感謝します。