ペンチカバー

さる高名な陶芸家の方は できあがった作品が満足いかない場合 すべて叩き壊してしまう という話を聞いたことがあります。 「世には出せぬぅっ！」　ガッシャ～ン！ 高名でも陶芸家でもないわたしは 作った品がどんな出来であれ もったない、何かに使えるのではないか、 と捨てられません。 なので、試作品や不出来な品も 人に見られないように自宅のみで 自分用として使っています。 ストラップや丸カンなどの金具の加工用に 小型ペンチを２本持っているのですが そのカバーもそうでした。 それはスタンプのインク試験として使った ハギレの革で作ったのでした。 （恥ずかしながら写真あり） ですからペンチとセットになっていなければ それが何だか知らない人間に ゴミと間違われて捨てられかねない品でした。 ところが先日 ペンチにカバーがついていないのに気がつきました。 もももっもしかしたら、、、 その数日前に たくさんのあまりにも細かいはぎれの革を ぽいぽいぽいっとゴミ箱に入れたことがあったのでした。 もももももっもしかしたらあのときーーっ！ 自分で捨ててしまったのかぁーーーーっ？？ ゴミとまちがえてぇぇぇええーーっ！！ それが何だか知っているにもかかわらずーーっ！ 　　★　　★　　★ というわけで改めてペンチカバーを作った次第です。 【　ペンチカバー　】 　６品　サイズ共通　60×35　（mm) 　　　　　　糸の色 　　①はお買い上げいただきました ②　赤　　　青系グラデーション 　　③はお買い上げいただきました 　　④はお買い上げいただきました 　　⑤はお買い上げいただきました 　　⑥もお買い上げいただきました 所有しているペンチは厚さが違います。 Ａ・約７mm　　Ｂ・約8.5mm どちらにも使用可能です。 ペンチだけでなく 和ばさみカバーとしてもお使いいただけます。 他にも何かに使えるのではないかと模索中です。 　　★　　★　　★ ご注文の際にはご希望の品をご指定ください。 　ご注文例　『②』　 　①③④⑤⑥はお買い上げいただきました 　　☆　　☆　　☆ さらにこのお話には後日談がありまして。 先日、机と壁のすき間に落ちている ペンチカバーを発見してしまったのです。 捨てたんじゃなかったよぉぉおおーーーっ！ 自分がうかつでなかったことに安堵するやら いまさら出てこられても困るやらなのでした。 えっ？ 出てきた古いペンチカバーはどうしたかですって？ そりゃ捨てましたとも。 「世には出せぬぅっ！」　ぽいっ！