【合成石】錬金術師の錬成晶『創涙晶の指輪・慈愛』金

《創涙晶》 世界を浄化した神の血、神血晶。神の涙、神涙晶。 神の涙は神の瞳に映った風景の記憶や想いを宿し、様々な色の結晶になった。 穢れ呪われたこの世界をそれでも愛おしいと思い、美しいと信じた神の心の結晶であるとも言われている。 錬金術師の錬成によって作られた神涙晶を創涙晶、神血晶を創血晶と呼ぶ。 かの錬金術師曰く、 「世界に溶け込んだ神の血の錬成は容易であった。それは痛みと浄化の記憶。世界と切り離すのは難しくない。 神の涙は慈しみの心。世界に寄り添う神の心を分離するのは難しく、術式の構成には、長い時を費やした」 と。 創涙晶の錬成は彼の研究の最難関であったと同時に、彼の数多に生み出した術式の転換点であったと言われている。 ーーーーーーーー 合成石である人工ピンクサファイアを使用した指輪です。人工宝石であるがゆえの、美しい色と内包物の無い透明な石の輝きを楽しんで頂く事が出来ます。 涙型の鮮やかなピンクの石が煌めきます。 また、ブラックライトで照らすことで鮮やかに蛍光します。 ルースは、ピンクサファイアAAA・合成コランダム/火炎溶融法(ベルヌーイ法)・ペア・ファセットカットとの表記があるものを仕入れております。エッジに僅かに擦過痕や小傷がございます。 指輪台座は側面からも光の入りやすいデザインの真鍮製のゴールドカラーです。石は爪留めをしており、接着剤は使用しておりません。 画像はLED照明による撮影のため、自然光では若干色味が変わります。ご了承ください。 なおデスクライトによる至近距離の光源ですので、画像は、強めの光を当てた場合のものとなります。 ［！合成石の人工サファイアにつきまして！］ 火炎溶融法(ベルヌーイ法)の人工サファイアは、天然サファイアと化学組成も物理特性も同じ石を、人工的に作り出した結晶です。 火炎溶融法(ベルヌーイ法)は、サファイアの原料粉末を酸水素炎の中をわずかずつ降らせ、溶融させた液滴を降り積もらせて結晶を成長させます。人工ルビーに比べると青の発色の原理が解明されるまでに時間がかかり、成功するまで人工ルビーが生み出されて後、5年も費やしたそうです。 天然のサファイアと違い、内包物をほぼ含んでいないため、高い透明度と均一な美しい色が特徴です。まさに、人間の叡智が生み出した美しい結晶です。 ただし、大量生産が可能となったが故に、宝石としての希少価値はありません。 しかし、その分、美しいサファイアをお求めやすい価格で手に入れる事が出来るとも言えます。耐久性も天然の石とほぼ変わりません。 アクセサリーとして、美しい石を身につけたいという思いには十分に応えてくれる石だと思います。 1番大切なのは、情報を明記する事だと思いますので、人工宝石を販売する場合にはしっかりとその旨を、間違いないように分かりやすい場所に明記させて頂きます。