擬卵の標本セット横型。

インテリアとして飾れる、本物やフェイクの標本を作っています。 今回は本物そっくりに作った擬卵（偽卵）を6種類12個収めた 豪華な「擬卵の標本セット」です。 「擬卵とは？」 その名の通り、偽物の卵の事です。 本来の使用目的は鳥の繁殖抑制、個体管理の為の物で 粘土や石木等様々な素材で作られます。 鳥は巣にある程度の個数卵が有ると産卵しなくなるので 擬卵を巣箱に入れる事で、延々卵を産み続け体力が消耗してしまう事を防いだり 個体数の増え過ぎを防ぐ目的等で使われている物です。 本物にそっくりに作られていて見た目が可愛らしく キリスト教ではイースターでも知られるように 卵は生命の象徴として縁起のいいモチーフなのでコレクターも居る様です。 本物の卵も魅力的ですが 擬卵はほんのり妖しい感じがして、そこにとても惹かれます。 そんな擬卵を以前から自分でも作ってみたいと思っていました。 標本仕立てにしたらとても雰囲気が有るのではと。 鳥の卵図鑑を参照に、色や大きさ形等なるべく本物に近くなるように 一つ一つ石粉粘土で作り、人形を作る際の仕上げ材ドールフィニッシャーを塗り 半艶が出る様仕上げています。 リアルだけどちょっと可愛い作りです。 卵を収める標本箱と棚も 板を切り組み立てヤスリをかけガラスを切り・・・と全て１から作った物です。 擬卵に見劣りしない様、卵を入れる場所とラベルを貼る部分に仕切りを付けたりと 凝った作りの箱にしました。 ラベルは上部に鳥の名前、下に学名が書かれています。 既製品とは違った味のある風合いです。 机に置いたりコレクションスペースに飾ったりして楽しんでください。 横にかなり長いので、スペース確保が難しく感じるかもしれませんが 高さがあまり無いので棚の上に物を置く事が出来ます。 空間に立体感が出ていい雰囲気になるのでお勧めです。 画像1枚目のように、手持ちのアイテムと組み合わせたり バラバラに飾っても面白いと思います お好みで色々試してみてください。 画像の本は文庫本です、サイズの参考にしてください。 ガラスは上部にスライドさせる事で開けられるので 中の擬卵を取り出せます。 箱には綿が敷き詰められていて、卵とガラスがピッタリ密着した状態です 箱開閉時にガラスの縁が卵に当たると、摩擦で擬卵表面が傷つき剥がれる可能性があります 擬卵をそっと綿に押し付けながら、ゆっくり開閉してください。 こちらは画像の現物が届きます。 画像の文庫本や鉱物は撮影用の小物です セットには含まれませんのでご注意下さい。 お届けするのは「標本箱、専用棚、擬卵6種12個」のみです。 擬卵の種類：ベニハシガラス、アジサシ、カンムリハタオリ、アカバネテリムク ヤツガシラ、マミハウチワドリ 専用棚サイズ：H10㎝×W31㎝×D6㎝ 標本箱サイズ：画像左1つH8.5㎝×W3.5㎝、中央3つH8.5㎝×W4㎝、右2つH8.5㎝×W5㎝ 材料：石粉粘土、ドールフィニッシャー、アクリルガッシュ、綿、アガチス材、檜、ガラス、紙