草木染＊絹スラブストール

草木染絹スラブストールです。 柔らかな春の陽射しが似合う淡いレモン色で、染料には背高泡立草を使っています。サイズは、長さ約175㎝・幅約29㎝で、5〜6㎝の房が両端に付いています。重さはわずか25gです。 背高泡立草は、秋になると黄色い花をつける草花で、川沿いや空き地、田畑などでよく目にします。花や葉、茎のすべてを煮出し、染液は鮮やかな黄色い色をしています。 絹スラブ地は、通気性や保湿性に優れ、しっとりなめらかな肌触りで、透けて見えるほどきめ細かく繊細な生地です。緯糸に太いところと細いところのあるスラブ糸が使われているため節ができ、凹凸感のあるふんわりとした風合いになります。また、絹糸の特徴である光沢によって、艶があります。 ストール制作のきっかけは、夏場のエアコンによる冷え対策でした。Tシャツやシャツなど襟の開いた服を着ていて、首筋から寒くなってきたという経験はありませんか？以前は、カーディガンを羽織っていましたが、首を温めるだけでずいぶん違うことに気づきました。電車やバスなど乗り物に乗っている時にも、さっと簡単に巻くことができます。二重に巻いて首の後ろで結んでも、極細い糸で織られているためボリュームが出過ぎることもなく、普段使いに最適です。白いシャツなど明るい色だけでなく、黒、茶色など落ち着いた色の服にも綺麗な色のストールを合わせてみてください。草木染の柔らかい色で明るい印象になります。捻って丸めておくとバッグにも入るサイズなので、外出先でも重宝します。 長くご愛用いただくために、次の点にご注意ください。 ・お洗濯の際は、ウール用の洗剤を用いて、白物とは別に手洗いしてください。 ・タオル等で軽く水分を取り除き、陰干ししてください。 ・シワを残さないために、湿った状態で当て布を用いてのアイロン掛けをおすすめします。 ・草木染は光に弱いため、光の入らない場所にしまってください。 ・ご使用になる際は、目ズレ・ひきつれ等にご注意ください。 薄くて繊細な生地のため、目ズレ、ひきつれ等が生じますが、できる限り丁寧な制作を心がけています。多少の歪みは、スラブ糸の凹凸感のある特徴と併せて、風合いと捉えていますのでご了承ください。 時間とともに褪色することがありますが、植物染料ならではの色の変化をお楽しみください。 ギフトラッピングをご希望の方は、その旨お伝えください。手漉き和紙とシルクウールの糸を用いたラッピングを、無料でお引き受けしています。「ありがとう」のメッセージは、マスキングテープですので、用途に合わせてお使いください。