白虎の夫婦帯留め　磁器製

仲の良い虎の夫婦の帯留めです。 パッと見はハートの帯留めに見えるのですが よく見ると2匹の虎が頬っぺたをくっつけて いるのが分かりますでしょうか？ このデザインに込めた物語を知っていただけると少しこの帯留めの見方が変わるかもしれません。 ⁡ ⁡ 【虎は縁起のいい動物】 虎は「一日にして千里を行き、千里を帰る」 と言われていて、どんなに遠くに行っても 必ず戻ってくるのだそうです。 離れていて今は会えない人がいる、大切な人が遠出をする、気持ちが離れている気がするなど、大切な人が戻ってくるようにと祈願を込めて飾られることもあるそうです。 ⁡ また、正面向きの虎は「八方にらみの虎」 といわれていて、魔除けや厄払いの意味が。 なので右にいる雄には正面を睨みつけ、大切なものを守る役目をしてもらいました。 ⁡ そして、ハートのデザインにした1番の理由は虎は愛情深い動物であるということ。 特に子供への愛情は深く、親子の絆の象徴でもあるそうで、家内安全、開運の象徴なのだそうです。 ⁡ 昔から私は動物園に行くと虎のゾーンでしばらく立ち止まり、観察する癖がある子供でした。 まるで猫のように日向で昼寝をしていてカワイイ姿を晒している日もあれば、ウロウロと歩き回り、睨みを効かせてなんだか怖い日もある虎。 でもその実は愛情深く、生きる力に満ち溢れている美しい動物で、そのたくましさは人間にパワーをくれるありがたい生き物なのだとこの制作を通して学びました。 素材　：磁器 サイズ：3.7×3×1(金具の厚さを除く） 金具　：ニッケル　内径4mm (三分紐入ります） ※一つ一つ手作りのため大きさや色合いに個体差があります。ご了承下さい。