フローライトの妖精フローリー　癒し　イヤリング

女性はいつもイライラしている。 なぜかはわからないが イライラが彼女にのしかかっていた。 仕事をしていても 集中できないから 焦ってしまい 「あーもう、全然ダメだ」 と、さらにイライラが加速してしまう。 そのせいで女性はいつも 険しい表情をしていた。 だから会社の人たちも 彼女に話しかける人はほとんどなかった。 彼女はイライラのせいで 負の連鎖に陥っていたのだ。 そんな彼女は今日も いつものように1人寂しく 家に向かっている。 夏の終わりを感じさせる ツクツクボウシが鳴く中 彼女が歩いていると 森の中で何かが光っているのが見えた。 「何だろう？」 と彼女が思った途端 その光はさらに強くなり女性を包み込んだ。 彼女は眩しくて目を閉じる。 そして目を開けたとき、 森の中に彼女はいた。 「えっ、なんでこんなところにいるの？」 と不思議に思っていると 彼女の目の前にあるものが現れた。 あるものとは、妖精だ。 人の姿をして、 背中に羽の生えた妖精が 「私はフローリー。妖精よ」 と彼女に言った。 「妖精？妖精って実在するものだったんだ」 と彼女は少し驚いていた。 フローリーは 「あなたは心を静めた方がいいわ」 「負のオーラを吹き飛ばさないとね」 と彼女に言うと 彼女の両手を取って 自分のおでこにつけた。 フローリーに触れた途端、 彼女を悩ませていたイライラが 魔法のように一瞬でなくなった。 「あれ、さっきまでのイライラ感がなくなってる…」 と彼女は言った。 「もう大丈夫よ」 「あなたは浄化されたわ」 とフローリーは言った途端 また強い光が彼女を包んだ。 光が収まり彼女が目を開けたとき そこは森の外だった。 「あれ、フローリー？」 と彼女が辺りを見渡していると どこからかフローリーの声が聞こえてきた。 「またイライラしたときは、 手に持っている石を見て私を思い出して」 そう言われて彼女が手を見ると そこには青紫色に光る石があった。 「綺麗な石、ありがとうフローリー」 と彼女は言うと笑顔で帰宅した。 次の日から女性は ガラッと雰囲気が変わり 穏やかな表情で落ち着いて仕事ができた。 フローリーが女性の心を静めてくれたのだ。 ーーーーー フローリーが心を静めてくれますようにと願いを込めて作りました。 ーーーーー ・サイズ 全長約6cm 鉱石部分約1cm ・素材 チェーン：丹銅 鉱石部分：レジン