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【豆本】源氏物語-帚木(ははこぎ)第二帖-<む1-002>-紫式部

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こちらの品は在庫切れのため受注後の製作となります。発送までに10日前後のお時間をいただいておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。 与謝野晶子の訳による現代語訳ですが、与謝野晶子の生きた時代から約100年以上が経ており、それを現代語訳と申せるかどうかは読者に委ねます。原文よりは理解しやすいかと思います。 「帚木」(ははきぎ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。「桐壺」に続く第2帖。本帖とそれに続く「空蝉」・「夕顔」の三帖をまとめて「帚木三帖」と呼ぶことがある。 源氏物語<帚木(ははこぎ)第二帖>-紫式部 <スリップケース入り> --*--*--*--*--*-- テキスト:青空文庫 翻訳者:与謝野晶子 本体サイズ:約H53×W45×D17mm ケース入りサイズ:H57×W48×D18mm 本 文:書籍用紙にレーザープリント 頁 数:211頁 表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様     内側の表紙はろうけつレザック/緑 ケース:白厚手レザック 製 本:糸綴じ/ハードカバー/丸背 --*--*--*--*--*-- 【源氏物語の概要】 紫式部の著した「世界最古の長篇小説」という評価を持つ「源氏物語」は、通常54帖よりなるとされる。写本・版本により多少の違いはあるものの、おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2,400枚に及ぶ。およそ500名近くの人物が登場し、70年あまりの出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語である。物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから、しばしば「古典の中の古典」と称賛され、日本文学史上最高の傑作とされる。 【「帚木(ははこぎ)」第一部・第二帖(源氏17歳夏)の概要】 五月雨のある夜、宮中に宿直する源氏のもとに若い公達が集って「雨夜の品定め」を行う。翌日、物忌みに出向いた邸で、源氏は伊予介の妻・空蝉と関係を持つ。源氏は手なずけた彼女の弟を通じてその後も度々逢瀬を求めるが、空蝉はこれを頑なに拒み続ける。 巻名は作中で光源氏と空蝉が交わした和歌「帚木の心をしらでその原の道にあやなくまどひぬるかな」及び「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさにあるにもあらず消ゆる帚木」に因む。 さまざまな理由から「桐壺」巻と「帚木」巻の間に「輝く日の宮」なる巻があったとされることがある。 光源氏17歳の夏。 五月雨の夜、17歳になった光源氏のもとに、頭中将が訪ねてきた。さらに左馬頭(さまのかみ)と藤式部丞(とうしきぶのじょう)も交えて、4人で女性談義をすることになる。この場面は慣例的に『雨夜の品定め』(あまよのしなさだめ)と呼ばれる。「夕顔」巻には、「ありしあま夜のしなさだめの後いぶかしく思ほしなるしなじなあるに」とある。 左馬頭は、妻として完全な女などない。家を治めるのは国よりもむずかしい。妻選びに苦労するのは好色からだけではないが、真実な心の女が望ましいといい、体験談として嫉妬深い女が左馬頭の指に食いつき、これに腹が立ち、かえりみなかった間に死んでしまった。嫉妬さえなければよい女であったのに惜しいという。つぎに、浮気な女には他に男がいて、それを見つけたので別れたという。結論としてそのときどきに必要な良識や判断があって、でしゃばらない謙遜している女がよいという。 頭中将は、女性と付き合うなら「中の品」(中流)の女性が一番よいと前置きし、子までもうけた内縁の妻の話をする。その女は頭中将の正妻(弘徽殿女御の妹)の嫌がらせにあい、現在も行方がわからない、女児がいたため今も忘れられず、思い出すと悲しいと語る(後に内縁の妻が夕顔、子供が玉鬘だということがわかる)。 藤式部丞は、博士の女に言い寄り、女が賢女ぶっていろいろ教えてくれたが、頭があがらず、たまたま女がニンニクを食べてくさかったときに逃げ帰ったという。 翌日、紀伊守の屋敷に方違えのために訪れた源氏は、伊予介の後妻である、前日話題となった中流階級の女性である空蝉(伊予介の後妻)のことを聞き、かいま見て、興味を持ち、深夜にその部屋に忍び込み、強引に一夜を共にする。 あの一夜以来、空蝉を忘れられない源氏。そこで源氏は、紀伊守に計って彼女の弟・小君を近侍として自分の元で仕えさせることにする。源氏から文を託された小君は、空蝉に文を届けるが「お断り申し上げなさい。」と叱られる。姉の返事を源氏に伝えると、(何故ここまでつれなくされるのか?)と自分になびかない空蝉を、『竹取物語』の「なよ竹(かぐや姫)」になぞらえる源氏だった。源氏はふたたび中河の家に行き、空蝉は源氏をさけて会わない。
こちらの品は在庫切れのため受注後の製作となります。発送までに10日前後のお時間をいただいておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。 与謝野晶子の訳による現代語訳ですが、与謝野晶子の生きた時代から約100年以上が経ており、それを現代語訳と申せるかどうかは読者に委ねます。原文よりは理解しやすいかと思います。 「帚木」(ははきぎ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名の一つ。「桐壺」に続く第2帖。本帖とそれに続く「空蝉」・「夕顔」の三帖をまとめて「帚木三帖」と呼ぶことがある。 源氏物語<帚木(ははこぎ)第二帖>-紫式部 <スリップケース入り> --*--*--*--*--*-- テキスト:青空文庫 翻訳者:与謝野晶子 本体サイズ:約H53×W45×D17mm ケース入りサイズ:H57×W48×D18mm 本 文:書籍用紙にレーザープリント 頁 数:211頁 表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様     内側の表紙はろうけつレザック/緑 ケース:白厚手レザック 製 本:糸綴じ/ハードカバー/丸背 --*--*--*--*--*-- 【源氏物語の概要】 紫式部の著した「世界最古の長篇小説」という評価を持つ「源氏物語」は、通常54帖よりなるとされる。写本・版本により多少の違いはあるものの、おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2,400枚に及ぶ。およそ500名近くの人物が登場し、70年あまりの出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語である。物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから、しばしば「古典の中の古典」と称賛され、日本文学史上最高の傑作とされる。 【「帚木(ははこぎ)」第一部・第二帖(源氏17歳夏)の概要】 五月雨のある夜、宮中に宿直する源氏のもとに若い公達が集って「雨夜の品定め」を行う。翌日、物忌みに出向いた邸で、源氏は伊予介の妻・空蝉と関係を持つ。源氏は手なずけた彼女の弟を通じてその後も度々逢瀬を求めるが、空蝉はこれを頑なに拒み続ける。 巻名は作中で光源氏と空蝉が交わした和歌「帚木の心をしらでその原の道にあやなくまどひぬるかな」及び「数ならぬ伏屋に生ふる名のうさにあるにもあらず消ゆる帚木」に因む。 さまざまな理由から「桐壺」巻と「帚木」巻の間に「輝く日の宮」なる巻があったとされることがある。 光源氏17歳の夏。 五月雨の夜、17歳になった光源氏のもとに、頭中将が訪ねてきた。さらに左馬頭(さまのかみ)と藤式部丞(とうしきぶのじょう)も交えて、4人で女性談義をすることになる。この場面は慣例的に『雨夜の品定め』(あまよのしなさだめ)と呼ばれる。「夕顔」巻には、「ありしあま夜のしなさだめの後いぶかしく思ほしなるしなじなあるに」とある。 左馬頭は、妻として完全な女などない。家を治めるのは国よりもむずかしい。妻選びに苦労するのは好色からだけではないが、真実な心の女が望ましいといい、体験談として嫉妬深い女が左馬頭の指に食いつき、これに腹が立ち、かえりみなかった間に死んでしまった。嫉妬さえなければよい女であったのに惜しいという。つぎに、浮気な女には他に男がいて、それを見つけたので別れたという。結論としてそのときどきに必要な良識や判断があって、でしゃばらない謙遜している女がよいという。 頭中将は、女性と付き合うなら「中の品」(中流)の女性が一番よいと前置きし、子までもうけた内縁の妻の話をする。その女は頭中将の正妻(弘徽殿女御の妹)の嫌がらせにあい、現在も行方がわからない、女児がいたため今も忘れられず、思い出すと悲しいと語る(後に内縁の妻が夕顔、子供が玉鬘だということがわかる)。 藤式部丞は、博士の女に言い寄り、女が賢女ぶっていろいろ教えてくれたが、頭があがらず、たまたま女がニンニクを食べてくさかったときに逃げ帰ったという。 翌日、紀伊守の屋敷に方違えのために訪れた源氏は、伊予介の後妻である、前日話題となった中流階級の女性である空蝉(伊予介の後妻)のことを聞き、かいま見て、興味を持ち、深夜にその部屋に忍び込み、強引に一夜を共にする。 あの一夜以来、空蝉を忘れられない源氏。そこで源氏は、紀伊守に計って彼女の弟・小君を近侍として自分の元で仕えさせることにする。源氏から文を託された小君は、空蝉に文を届けるが「お断り申し上げなさい。」と叱られる。姉の返事を源氏に伝えると、(何故ここまでつれなくされるのか?)と自分になびかない空蝉を、『竹取物語』の「なよ竹(かぐや姫)」になぞらえる源氏だった。源氏はふたたび中河の家に行き、空蝉は源氏をさけて会わない。

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    作家・ブランドのレビュー 星5
    無事、届きました。これで手元に一帖~三帖が揃い、並べてみるとすでに文学全集のような、格調高い雰囲気があります。読むのが楽しみです!いつも美しい豆本を、ありがとうございます!!
    2021年9月6日
    by pome67
    緋珠璃庵(ひだまりあん)/吉祥さんのショップ
    緋珠璃庵(ひだまりあん)/吉祥からの返信
    レビューありがとうございます♪ 返信が遅くなり申し訳ございません。 無事にお届けでき、安堵しております。 源氏物語は50帖以上あるので、全部揃ったらどうなるのか、私もとても楽しみです(^◇^) こちらこそありがとうございました、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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